各地でライトショアジギングの青物の釣果が出ている。私も8月18日に釣友2人と西伊豆エリアの地磯で青物狙いのルアー釣りと根魚狙いの二本立てを楽しんだのでその様子をレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター永井航)
釣った青物をエサにハタ狙い
日もそれなりに登ったため釣り上げたショゴを身エサにしてハタ狙いにシフト。釣友は既にそれでアカハタを釣り上げている。私はタックルはそのままにルアーを外し、かわりに錘とワームフック、切り身をつけるだけ。
ボトムを取って底の感触を感じ取りながら、リフト&フォールとボトムステイをしているとアッサリとヒット上がってきたのはオオモンハタだ。キープするほどのサイズではなくリリース。ふと、釣友の方を見ると大きく竿を曲げている。覗き込むと大きなウツボのようだ。ブッコミスタイルでやっていたためウツボが掛かったようだ。また少し前はエサの回収時に小さなフエダイの仲間が身エサをチェイスして来たらしく、魚影の濃さが伺える。
私も先程のようにもう一度リフト&フォールで誘っていると今度はアカハタ。こちらも小型でリリース。
ワームで33cmアカハタ登場
エサがボロボロになったため今度はフックにワームをつけリスタート。ちなみに私は普段ハタ狙いはせず、港湾のライトゲームで小さなオオモンハタがヒットするのがせいぜいである。今回は釣友がハタ狙いでワーム買っておけば?というので買っただけで勝手はわからない。恐らくアカハタ狙いのワームゲームは魚系か甲殻類系のワームがあると思うのだが、魚系はアクションで迷走しそうだが甲殻類系ならボトムでチョンチョンやるだけだろうという安易な発想で購入。結果的にこの発想がハマり抜き上げでうねりに巻かれて落ちてしまったが、まずはソイがヒット。
これに味をしめてストラクチャーの際を探っていくと再びヒット。スプールを抑えながら竿を上げ海底から剥がし、一気巻き上げると30cmは越えていそうなアカハタが浮上。ニタニタしながら計測すると33cmだ!とりあえず釣友に自慢しクーラーへ。慣れない釣りではやれ水深だ、水温だと考えたり道具もアレもコレもとなると迷走しがちだが、出来そうな事だけをやって少しずつ出来る事を広げる方が良いだろう。
ジグでシイラに青物快釣
良型のハタを仕留めたので上機嫌で小休憩を取ったのちは再びの青物狙い。ジグで様子を探っていると浮遊物につくシイラを発見。ジグをスキッピングさせながら巻いていくと釣友と同時にヒット!まだまだペンペンサイズだがライトショアジギングで十分に引きを楽しめる50~60cmクラスだ。こちらは釣友が食べるというのでキープ。
その後はナブラは立たないものの、たまに回ってくるシイラや35cmクラスのサバにヒラソーダ、マルソーダなどを立て続けにキャッチ。釣友もシイラだけではなく、もうすぐイナダサイズのワカシや40cmショゴなどのたびたびサオを曲げ、ライトショアジギングを堪能していた。
私は30cmにも満たないような小型青物が多い分、数が釣れた。その一方で釣友は数こそは多くなかったが釣果は35から40cmと比較的まとまっていた。釣友と私ではジグのgは同じでも私はマイクロベイトを意識した細いシルエットのジグやタングステンジグを多用したのに対して、釣友は体高のある大きなシルエットのジグを使っていた差だろう。