北茨城~小名浜の船で小メヌケが好調との情報をキャッチ。早速出かけてきました。流す度にアタリがあり、13人を乗せた第15隆栄丸にてサオ頭を獲得した一日をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
1投目から本命
4時集合4時半出船。行程は約1時間半で6時にポイント到着。船長が潮を見ている間に皆さん準備します。
そして「やりま~す!」とのアナウンス。大トモから順番に投入開始!
水深は240m。着底し、しっかりオモリが底スレスレ、たまにトン、の状態を作ります。反対側では早速根掛りしている様子。反面教師と言っては失礼ですが、より緊張感持ってサオ先を見つめます。
すると、「ガクガクッ」と待望のアタリ!すぐに巻き上げたいけど……気持ち的には10分、実際は恐らく1~2分くらい待って巻き上げスタート。1~2分でも待った甲斐があったのか、本命のメヌケが2匹浮きました。
2投目も無事投入が済み、期待してアタリを待つと…ガツンガツン!大きく下品?なアタリで嫌な予感がし、慌てて高速巻き上げ。案の定、お隣さんを巻き込んでのオマツリ。しかし、上バリのサバは予想通りとして下バリにはマダラ。お隣さんには申し訳ありませんが、特エサと嬉しいゲストを同時に確保。流れは悪くないです。
中盤は多点掛け連発!
2投目で確保した新鮮なサバエサが功を奏したのか、中盤戦は絶好調!空振りはなく、しかも4投目で5点掛け、6投目で4点掛けを達成!これぞ深場釣りの醍醐味です。
カケアガリを攻める時は特にチャンスの可能性大。メヌケは根の上に群れていることが多いらしく、実際4~5点掛けはカケアガリの終点で食いました。根掛りと提灯行列は紙一重だったりします。
後半戦は失速するも
順調に数を重ねていき、投入回数は2桁に到達しました。船中、根掛りで苦戦している方が多数いましたが、私はここまで何とか根掛り0。お土産はそれなりに確保したので、あとはこのまま集中してオモリロスト0を目標に切り替えます。
そしてこの辺りから本命のアタリ少なく、かわってサバが回ってきた雰囲気。船長、大きくポイント移動を決断しました。
時間は11時。沖上がりは12時なので、やってあと2~3投。ここからはエサをサバ、イワシとホタルイカの抱き合わせにして贅沢な仕様で臨むことに。すると、2投目と似たような下品?なアタリ。なんとなく「サバとは違う」と思ったので慎重に巻き上げると、なんと2kgのマダラと本命の2点掛けでした。
マダラは専門で狙ってツ抜けしてしまうと逆に始末に困ってしまいますが、こうしてゲストとして2匹釣れると、とても貴重でありがたいものです。
最終釣果
この後のラスト1投はこの日初のスカに終わってしまいましたが、終わってみればメヌケ20匹、マダラ2匹、ドンコ(チゴダラ)2匹、ゴマサバ2匹(うち1匹はエサに)。密かに大本命と目論んで狙っていたヤナギメバルこそ釣れませんでしたが、僅差で本命、同点でマダラのサオ頭も獲得。大満足の1日となりました。