7月11日に酒匂川河口で息子とテナガエビ釣りを楽しんだ。遠征を勧めるほどではないが、近隣に住んでいる人には参考になると思うので、ポイントを交え紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 青砥一生)
酒匂川河口でテナガエビ釣り
東京から神奈川に引っ越して4年目の梅雨。この時期はテナガエビ釣りに行くと決めている。東京に住んでいたころは、新左近川親水公園や荒川などで手軽に釣れる印象はあったが、神奈川の西側、酒匂川近辺ではいいポイントが見つからず毎年苦戦。昨年は、一昨年の大増水の影響でまさかのオデコ。「もうテナガはやめよう」と諦めていたが、小4の息子は東京で味わった入れ食いが忘れられないようで「行こうよ」とせがむ。
オデコ覚悟で1週間前から仕掛けを用意し、ポイントを下見、いざ7月11日(日)に酒匂川河口へ出かけたところ「4度目の正直」とでも言おうか、初めていい内容の釣行ができた。東京方面で釣るときの手軽さはないので、遠征を勧めるほどではないが、近隣に住んでいる人には参考になると思うので紹介したい。
9時すぎ、酒匂川河口の酒匂橋に到着。最高気温が30度を超える予報だったため、近くのスーパーで飲み物など熱中症対策商品を購入。
徒歩で河川敷にエントリーし、日陰になっている橋の下近くのポイントへ。
橋下近くは不発
ここは前日の夕方に下見した際、釣り人がいた。釣れていそうな雰囲気ではなかったが、まずはここからやってみる。川は連日の雨で増水気味。濁りがあり、クリームソーダ色。
ここの川岸一帯は、両岸とも消波ブロックで組まれている。「陰になっている場所が有望だろう」と、エサの赤虫を付けて仕掛けを入れてみるが、流れが強くて落ち着かない。
そして、掛かるのは草木とダボハゼばかり。高低差があり、子どもが竿を出すにはちょっと危なっかしい。
橋下の日陰が近いのは、涼めるポイントとしてありがたいが、釣りにならなくては話にならない。
下流に移動し本命ゲット
仕方なく上流に向かい、背丈くらいあるヤブをかきわけていく。消波ブロックが入っていて、少し開けた場所を見つけて、そこで竿を出してみる。暑さもあって、すでに諦めモード。
イチかバチかで4本の竿を用意してブロックのすき間を狙ってみる。すると3本の竿にはダボハゼが掛かったが、1本は本命らしいクーンクーンという小気味いい引き。「もしや」と思って慎重に抜き上げると7cmの本命。期待していなかっただけに、かなり嬉しい。
止水の深場で日陰がキー?
「ここがすみかなのかもしれない」と、息子に集中的に狙わせると、なんと3連続でヒット。しかも10cm以上。
それ以降は続かなかったが、ここのポイントは、消波ブロック同士のすき間で止水になっているような場所。そして底が見えないような水深で、おそら50cm~1mくらいあり日陰になっている。こういう場所がテナガのすみかであり、かつ、釣りになるポイントなのだろう。
いい場所では5連発も
同様の場所を探し、竿を各所に置いて様子を見ていくと、いいところでは5連発。しかも最大15cmが登場。1投1尾で釣れる様は、まさにテナガマンションを見つけ出した感覚。
まだまだ釣れる雰囲気はあったが、釣り過ぎても食べ切れないし「貴重な資源として残っていてほしい」と願い、正午に13尾で終了した。
釣果は天ぷらで賞味
ポイントさえ当たればエサを付けて仕掛けを入れるだけでよく、アワセや誘いなど関係なく食ってきた。驚いたのは一度もバラシがなかったこと。
流れが緩いところで釣ったとはいえ、ほんのすぐ先に本流の強い流れがある。そこにテナガが引き込んでエサを捕食するためか、がっちりとハリ掛かりしていた。
釣ったエビは、すぐに焼酎を混ぜた冷たい水に漬けて持ち帰り、よく洗って濃いめの衣で天ぷらにした。絶妙な甘さがあり最高の食卓を演出してくれた。