釣り特化型「地域おこし協力隊」の募集開始 気になる内容と待遇とは?

釣り特化型「地域おこし協力隊」の募集開始 気になる内容と待遇とは?

熊本県上天草市では現在、「釣りを軸にしたブルーツーリズム推進コーディネーター」として地域おこし協力隊を募集しています。釣りに特化した地域おこし協力隊の募集は、全国的に珍しいケースです。

(アイキャッチ画像提供:上天草市企画政策部企画政策課)

アバター画像 TSURINEWS編集部

その他 お役立ち

気になる待遇・福利厚生は?

活動報償費は月額225000円。隊員は「上天草市地域おこし協力隊設置要綱」に基づき市長が委嘱する形で、市と雇用契約は結びません。よって健康保険、国民年金等は個人で加入する必要があり、雇用保険、労災保険はありません。民間企業で言う業務委託契約に近いですね。

転居に係る費用や生活に要する光熱水費等一切の費用は個人負担となりますが、家賃は活動に要する経費に含み、住居も市が斡旋してくれるのはうれしいポイントです。また、活動に要する経費については、隊員1人当たり1年間最大200万円を上限に支給されます(「上天草市地域おこし協力隊活動助成金交付要綱」に基づく予算の範囲内)。

任期は、委嘱の日(2021年10月1日予定)から2022年3月31日まで。ただし、活動状況や実績等を勘案し、最長3年間(2024年9月30日まで)の延長もあるとのこと。また、地域おこし協力隊員としてふさわしくないと市長が判断した場合は、任期中であっても任用を取り消されていまいます。

釣り特化型「地域おこし協力隊」の募集開始 気になる内容と待遇とは?風光明媚な上天草(提供:上天草市企画政策部企画政策課)

応募方法

必要な提出書類は、以下の3点です。

・上天草市地域おこし協力隊応募用紙(様式第1号)
・住民票の写し
・運転免許証の写し

提出方法は、郵送または持参で、2021年8月13日(金)必着。提出先は「上天草市企画政策部企画政策課地方創生係」です。

選考は、第1次選考(書類選考)、第2次選考(面接)と進みます。書類選考の結果は、応募者全員に文書で通知されます。面接は上天草市役所にて行われますが、新型コロナウイルスの感染状況により、オンラインでの面接も可能とのことです。第2次選考終了後、受験者には文書で選考結果が通知されます。

募集にかかわる詳細は、「令和3年度上天草市地域おこし協力隊募集要項」にて確認できます。問い合わせは、上天草市企画政策部企画政策課 地方創生係まで。

釣り特化型「地域おこし協力隊」の募集開始 気になる内容と待遇とは?釣り人垂涎の自然がすぐそこに(提供:上天草市企画政策部企画政策課)

上天草市のHPでチェックする

関連記事:自治体が「釣りライター」養成講座を開設 持続可能な地方創生策に期待

<TSURINEWS編集部>