今年は春のヤリイカが絶好調の仙台湾。多くの遊漁船が賑わう海域で今一番熱い釣りがイカメタルです。繊細なアタリを堪能した釣行をリポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)
後半活性落ちるも52杯
ここからが一番面白い釣りとなります。イカが居るのは分かっていますが、お触りだけで乗らないイカを何とかして掛けていく釣りがイカメタルの楽しさでもあります。
数を稼ぐためには、この釣れない時間帯にイカに誘って掛けていくかがポイント。この日は活性が落ちてからは沖上がりの時間まで、こんな状況が続きましたが、ポツリポツリと確実に掛けて取り込み、最終結果は52杯。プラヅノサビキのトップ賞は65杯でしたので、そこそこ奮闘しました。
船中釣果は435杯と皆さん楽しまれたようで何よりでした。
当日のタックル&リグ
当日のリグはオモリグ。シンカーの上にドロッパーとして浮きスッテを取り付け、シンカーからのリーダーはフロロ4号で60cm程度。
エギは信頼のモンローエギ夜炊きチューン2.5号、ドロッパーの浮きスッテはケンサキSP、ビビンスッテ3号をメインにEZスリム80mmをピンポイントで使用。
ヤリイカのサイズがいいので、スピニングタックルではなく、ベイトタックルで通しました。タックルはエクスチューンB606MH-S、リールはバルケッタBB301HGDH、PEは06号。
オモリグの釣り方
オモリグは広範囲を探れるリグですので、船下に投入でもいいのですが、チョイ投げで広く探りながら釣りました。ベイトタックルでのオモリグキャストはちょっとしたコツが必要ですが、慣れれば問題ありません。キャストミスでロッドティップ破損には充分気をつけなければなりませんが、キャストしてラインに角度が付いた方がイカの反応はいいようです。
リグをチョイ投げ、着底後、速めのシャクリで3回リールを巻きストップ、このストップがキモです。ヤリイカのアタリはこの時に出ます。ドロッパーなら上げ、下げのどちらでもアタリが出ます。
エギに抱いた時のアタリはロッドティップがゆっくりと引き込まれたり、フワフワとティップが揺れたりと比較的ハッキリと出ていました。