仙台湾で春の『ヤリイカメタル』絶好調 オモリグで52杯【漁安丸】

仙台湾で春の『ヤリイカメタル』絶好調 オモリグで52杯【漁安丸】

今年は春のヤリイカが絶好調の仙台湾。多くの遊漁船が賑わう海域で今一番熱い釣りがイカメタルです。繊細なアタリを堪能した釣行をリポートします。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)

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堀籠賢志

フライフィッシング、バス、シーバス、鮎釣りなど様々な釣りを経験。現在はジギングとイカ釣りを広く楽しんでいます。東北地方の面白い釣りを紹介する事で震災復興に繋げたいという熱い気持ちで活動中。

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ソルトルアー エギング&イカメタル

漁安丸でヤリイカメタル

産卵で岸よりの砂地に寄るヤリイカを狙う春の釣りは当たり外れも大きいのですが、当たれば大釣りもあるギャンブル的な面もあります。

連日、好釣果のネット情報を頼りにタイミングよく釣行できるかどうかがとても大切な釣りとなります。今回は宮城県塩釜の籬(マガキ)港の漁安丸さんにお世話になりました。

漁安丸さんはイカメタル、プラヅノサビキの同船ですが、水深が浅いこともあって、オマツリなどもほとんどなく快適に釣りができました。

若船長はイカメタルの腕も確かですので、釣りのアドバイスもしてくれます。オススメの船宿さんです。

1投目から本命ヤリイカ

釣行日は5月14日、午前3時集合、集まり次第出港で、当日は午前3時30分ごろ港を出港。暗い中を船は進みます。

塩釜港の湾口を過ぎた辺りから、南からのウネリが入り始めます。一縷の不安を抱きながらの航行でポイント到着。今回は、一応プラヅノサビキも用意はしてきましたが、それは封印してイカメタルのオモリグでやり通す!と決めていました。このウネリはオバマリグには不利ですので、オモリグメイン、ドロッパー2本の設定で釣り開始です。

1投目、ボトム着底からリグをシャクり上げて探るとボトムから5mほどでヤリイカのアタリ。開始から好調に釣れてきます。すぐに足元の樽の中は10杯ほどのヤリイカが水鉄砲をあげる状況です。

仙台湾で春の『ヤリイカメタル』絶好調 オモリグで52杯【漁安丸】ダブルヒットも(提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)

サバ対策的中で連発

ウネリが邪魔な状況ですが、それでもヤリイカの魚影の濃さと活性に助けられる形で釣れてきます。サバの邪魔が入るのが面倒なので、ドロッパーを1本に変更、手返しとサバ避けにはハリ数を抑えた方がトラブル回避の観点からもよさげでした。その後も好調にダブル、ダブルで乗ってきたりと楽しく釣りを堪能。

しかし8時を回ると、ヤリイカの活性はガタっと落ちて、簡単には抱いてこない状況となりました。

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