四日市港でサッパが釣れ始めたとの情報をもらったので、5月4日に釣友親子と釣行。まだ釣果が安定していないようで苦戦したが、のんびり楽しめた当日の釣りをリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)
サッパは酢漬けに
釣りの後のお楽しみは、ママカリ漬けの名で有名なサッパの酢漬け。小魚なのでちょっと面倒だが、3枚に下ろして酢で締めれば、その苦労も報われるおいしさだ。
残念ながら今回は「1食分」の釣果に終わったが、それもまた釣り。穏やかな空の下、のんびりと海を眺めて過ごす時間もまたいいものだ。
今後は釣果も安定し、初夏になって小サバが交じるようになると、いよいよ伊勢湾奥のサビキ釣りは最盛期を迎える。年によっては小アジの回遊も期待できるだろう。
釣りの後は釣り場清掃
手軽に楽しめるサビキ釣りだが、毎年シーズンになると地元関係者を困らせるのがコマセの腐敗臭。
特に夏場は釣りをしている最中から腐っていくので、こぼれたコマセは必ず水で洗い流しておくことが大切だ。日差しの強い日などは一瞬にして地面にこびり付くので、掃除用のブラシも忘れてはならない。
港湾部の釣りは、関係者の厚意で成立している。その人たちの大切な職場に腐敗臭をまき散らすことのないよう、十分な配慮と感謝の気持ちを忘れないようお願いしたい。
<週刊つりニュース中部版APC・浅井達志/TSURINEWS編>
四日市港