アユトモ釣りのお勧め河川として、6月1日に解禁する山梨県の桂川を紹介する。8月末までが期間だが、一部で設けられている専用区では9月15日まで楽しめる。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース特別版 APC・内藤茂幸)
鶴川
鶴川については、八ツ沢橋下エン堤、鶴川橋周辺、芦瀬橋下流の三つのエリアについて紹介する。
【八ツ沢橋下エン堤】
最下流の支流で、八ツ沢橋下にエン堤があり、そこまでソ上する。増水時はここを超えてもさらに500m上流に大エン堤があるため、それより上まではあまり行くことはない。
八ツ沢橋周辺は今年も駐車場所が限られるが放流量は多く、昨年の解禁日には最大17cmで89尾の大釣り。
上流の大エン堤周辺は好釣り場だが駐車スペースが少ないので注意が必要。
【鶴川橋周辺】
鶴川橋周辺は駐車スペース豊富で安心して釣りができるはず。石が十分に入っていて今シーズンも期待できそうだ。
さらに上流側の1つ上の橋の周辺でも釣果は毎年安定している。
【芦瀬橋下流】
今シーズン、上流部のゆずりはら青少年自然の里周辺の芦瀬橋下流の瀬がよさそう。ここは水温が低く、大型にはならないが水質がよく美味しい魚が釣れる。大型ではないので頭から食べられるほど美味しい。
最後に
今回簡単に紹介したが、毎年どこでも安定して釣れているが、昨年は他の河川が振るわなかったぶん、多くの人が訪れ、連日解禁日並みで釣りにくかったが、それだけ釣れる河川だと言える。
また、竿は支流なら8m前後がよく、上流域なら7m前後のほうが、天上イトが木に引っかかるトラブルが少ない。
下流域の木が覆いかぶさる場所がないところなら9m前後で静かに釣るといいだろう。
今回、河川を見て回ったが、すでに放流が始まっており、鶴川では大エン提に真っ黒な魚影を確認。今後も数度にわたって放流があるので、いい解禁日を迎えることができるよう願いたい。
<週刊つりニュース特別版APC・内藤茂幸/TSURINEWS編>