『テンカラ』ステップアップ解説:「二本毛バリ」仕掛けは効果的か?

『テンカラ』ステップアップ解説:「二本毛バリ」仕掛けは効果的か?

毛バリを複数付けるフライフィッシングのドロッパーと呼ばれる仕掛けは効果的だ。これを真似た二本毛バリテンカラ釣法を思いついた。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター小島満也)

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小島満也

淡水小物、トラウト、バスを追うテンカラアングラー。週末は「裏の川」にいます。埼玉県在住。

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フライフィッシング ルアー&フライ

ドロッパー仕掛け

フライのドロッパーとは、リーダーの途中に接続した枝スと、リーダーの先のティペットにそれぞれ毛バリを結んだ仕掛け。一般的に結ぶ毛バリは二つか三つ。水面下を探るウェットタイプの毛バリを用いることが多いようだ。

フライをやる仲間にこの釣り方の熟達者がいて、特に辺りが暗くなるイブニング時に良型のヤマメを引き出している。そんな光景を見せつけられ、俄然テンカラで、二本毛バリをやってみたくなったというのが、今回の二本毛バリテンカラテストの理由だ。

ライン絡みがネック

前述したが、フライのドロッパーはリーダーの先とリーダーから伸ばした枝スに毛バリを付ける。そこで、枝スがリーダーに絡まらないよう、太めのイトを枝ス用に用いている。

ただ、フライと比べ、テンカラのキャスティング回数は桁違いに多い。そのため、枝スの番手を上げただけでライン絡みを完全に防止するのは難しい。これがドロッパーのネックであった。

トレーラー仕掛け

『テンカラ』ステップアップ解説:「二本毛バリ」仕掛けは効果的か?トレーラー仕掛け(提供:TSURINEWSライター小島満也)

絡み対策で、他のいい方法はないものかと考えていたら、これまたフライの仕掛けの一つとして、「トレーラー」方式があることに気付いた。トレーラーとは、毛バリのフックのベンド部分(ハリ先に向かってカーブした部分)にハリスを結んで垂らし、その先にもう一つの毛バリを付けるやり方である。

この方法は、ハリスの同一線に毛バリが上下に並ぶので、よっぽどのキャスティングのミスさえなければ、トラブルなく着水するはず。二本毛バリテンカラは、この仕掛けで試みることとした。

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