北海道、東北地方限定と言っていいオフショアサクラマスジギング。今回は季節の進行に合わせた東北のオフショアサクラマスジギングのエリア&シーズンを解説します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)
最終戦は夏鱒狙い
厳寒期の2月からスタートしたオフショアサクラマスジギング。季節の進行とともにエリアをかえながら長く楽しめるのも特徴です。その年のオフショアサクラマスジギングの最終戦は岩手県宮古湾周辺の大型のサクラマス狙いです。夏鱒とも呼ばれる宮古湾周辺エリアのサクラマスは遡上期が遅いのか?梅雨時の増水まで海に留まる個体も多く、ベイトを飽食して最大限まで大きくなったサクラマスが湾口部で見られます。
この大型サクラマスを狙うのがその年のオフショアサクラマスジギングの最終戦となります。最大で6kgクラスのサクラマスが狙える釣りだけに人気もありますが、食い気にはムラがありなかなかの手強さです。
オフショアサクラマスジギングのシーズンは2月~6月一杯と長きに渡ります。その中でもサクラマスの群れの接岸状況やベイトの寄り付き次第でも釣況は随時変化します。簡単には結果の出ないターゲットですので釣行する際は状況をよく見極めてアタックすることをお勧めします。
<堀籠賢志/TSURINEWSライター>