山梨県南都留郡富士河口湖町にある西湖へワカサギ釣行。メガサギの拾い釣りと群れの釣りを両方楽しみつつ、「1,117尾」と大釣りを達成できたのでレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)
釣行のポイント
今回の釣行で意識した点を紹介しよう。
手返し
かなり重量感あるメガサギメインなので、ワカサギを外すに時間を要すこともある。2点、3点掛けでも通常サイズのワカサギなら簡単であるが、サイズが大きすぎて手返し速度が落ちてしまうことも多々あるだろう。特に群れの時合で4点、5点がある時は苦戦すると思われるが、少しでも多くのワカサギを釣るには気合も必要になる。
サシカット不要
サシカットは基本的に拾い釣り時だけにして、群れの釣りはカット不要だ。
拾い釣りはカットが間違いなしだが、群れの釣りはエサ替えに時間を掛けずに、素早くエサ付けし、多点狙いで入れている片側の竿を上げないと、多点掛けどころか仕掛けのエサがなくなっていることもあるので注意が必要。
オマツリに注意
メガサギは走るのでオモリがサカナに負けることもあり、そんな時はオマツリさせられてしまう危険が高い。さらに嬉しいゲストであるがヒメマスが掛かるとワカサギ仕掛けは高確率で駄目になる。メガサギ多点掛け後の外し時にも自爆要注意である。私も今回の釣行で最大限に注意したが、それでも仕掛けを7枚も消費してしまった。
絶好調継続で1000尾間近
気温もだんだん上がり気持ち良い陽気に包まれながら、釣りは絶好調でサカナ入りにムラはあるものの、常に気配はボート下にあり、薄くなっても誘えば掛かり、群れが入ればスピード重視の釣りで休む暇がない嬉しい悲鳴だ。
ペースも上がり12時でなんと779尾とこれは大台ほぼ間違いなしであろうという釣果だ。パンを片手に食べつつも手を休めずに時間は経過していき、13時で920尾とあと一息。
爆風に耐え大群到来
あと一息で十束というところで爆風が吹き荒れてしまう。20分程度耐えながらの釣りで、風で船が回り仕掛けがブイのロープにオマツリしたりと苦戦を強いられた。つらい状況下でも魚影がある限りは続行しつつ、耐え抜いた先にはバクバクの釣りが待ち構えていた。
14時30分過ぎたところ、突如底から3mほどの高さのある群れが降臨。仕掛けを入れると4点掛け、5点掛け、6点掛けと掛かりまくり、瞬く間に大台突派した。止まらない勢いで釣れる間に一気に数を伸ばした。