『メバリング』ステップアップ解説:メバル狙いの「バチパターン」とは?

『メバリング』ステップアップ解説:メバル狙いの「バチパターン」とは?

バチパターンはシーバスフィッシングにおいて有名なパターンだが、メバリングにおいてもバチパターンが存在する。今回はバチパターンでのメバルの狙い方を解説する。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)

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山下洋太

フィールドは三浦半島及び伊豆半島の地磯。ターゲットはロックフィッシュ。年間釣行回数は300回以上。

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バチ抜けとは

バチ抜けとは、イソメやゴカイなどが産卵のため砂や泥から水面に出てくることを言う。バチ抜けが起こる時期は、地域や場所にもよるが12月後半から5月中旬が一般的だ。

バチ抜けの時に大型メバルが釣れる傾向にある。私自身、過去10数年バチ抜けパターンでメバルを狙っているが、20cm後半の大型メバルが釣れることが多い。いい時には28cm前後のメバルを20匹程度釣れることもあるため、大型狙いにバチパターンは外せないパターンだ。

メバリングのバチパターン

メバリングでのバチパターンで意識したいポイントを紹介しよう。

『メバリング』ステップアップ解説:メバル狙いの「バチパターン」とは?バチパターンでゲット(提供:TSURINEWSライター山下洋太)

時期

12月後半から5月中旬くらいまでがバチパターンでメバルを狙えるシーズンだ。特に港湾部でのバチ抜けが起こる4~5月がバチパターンでのハイシーズンとなり、大型が比較的狙いやすくなる。

時間帯

シーバスにおけるバチパターンと同様で、潮がよく動く大潮や中潮で日没付近に満潮を迎え、下げ始めるとバチが抜けてメバルが釣れ始めることが多い。潮の流れが速すぎると捕食しにくいためか、メバルからの反応がなかなかないこともある。そのため一瞬潮の流れが緩んだときに集中して釣りをしたい。また場所によっては、シーバスの時合いが終わった後にメバルが釣れ始めることもある。

場所

地域にもよるが、12月後半から3月くらいまでは河川や河口部でバチ抜けが起こりやすく、4~5月は港湾部でバチ抜けが起こりやすい。時期に合わせて釣り場を選択したい。

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