常磐地方のカレイ釣りは、専門の道具や特殊な釣り方にハードルの高さを感じてしまう人も多いですが、実は初心者にもオススメ!今回は道具の準備や釣り方等を紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
常磐エリアの船カレイ釣り
東京湾のカレイ釣りでは複数本の竿を準備し、置き竿にて釣りをするので「陸っぱり」の延長のような釣りになります。そんなのんびりモードの東京湾カレイ釣りに対して常磐地方のカレイ釣りは、1本の竿を終始持ち竿にて底を「小突き」ながら誘う攻めの釣り。
この「小突き」というテクニック次第で釣果は大きく変わることから、近年は常磐カレイ専用の竿も見られるようになりました。「ゲーム性が高い釣り」と言うとしっくりくるかもしれません。
ターゲット
東京湾で狙うカレイが比較的高水温に適応しているマコガレイ一択なのに対し、親潮の影響で比較的水温が低い常磐地方の海域では、釣れるカレイの種類は豊富。私自身、マコガレイを筆頭にムシガレイ、イシガレイ、ヌマガレイ、ナメタガレイの5種を釣った経験がある他、ごく稀ではありますが幻レベルのマツカワガレイやホシガレイが各船宿の釣果情報等で報告されることもしばしば。
また、カレイ以外にもアイナメ、ホウボウ、ショウサイフグ、ハナダイ、マダコ等の多彩なゲストが釣れるのも、この海域の魅力でもあります。
近年ではマコガレイこそ少なくなってきたものの、かわりにムシガレイの魚影が非常に濃くなってきており、トップ30をこえる日もざら。ムシガレイも引きは良く、型が良ければ肉厚もあって美味しい魚なので、初心者にこの釣りをオススメする理由は実はこんな所にもあります。
ムシガレイ
イシガレイ
ナメタガレイ
ヌマガレイ
マダコ
マダコも船中高確率で掛かるので、ネットは必ず持参するようにしましょう。