3月1日、三重県桑名市の港から出船し、釣友の宮地さんとボートシーバス&ロックフィッシュゲームを楽しんだ。狙いのシーバスとカサゴをキャッチした釣行をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・戸田英明)
伊勢湾奥でボートゲーム
午後7時ごろに出船。まずは、港近くの揖斐長良川に架かる国道23号の橋脚周辺からスタートした。
まずは魚探を見ながら、シーバスの反応がある周囲を探る。水深7mで、上から下まで反応がある場所を発見。ミノーをキャストしてスローにタダ巻き、宮地さんはバイブレーションでボトムからの巻き上げで探る。
だが期待とは裏腹にアタリはなく、潮止まりからの下げ潮が効き始めても、水面は穏やかなままだ。そこで私は食わせ能力が高いソフトベイトのエコギアエコギア熟成アクア活メバルSTグラブ2inchを、デコイボトムドライブSV‐535gのジグヘッドにセット。
40cm級シーバス手中
根掛かり覚悟で上流側にキャストし、カウントダウンで川の流れにドリフトさせながら、ちょうど橋脚の基礎の出っ張りに当たるようにジグヘッドを流していく。するとゴリッと橋脚の基礎に当たった後に、フワッとジグヘッドが浮いて重さが消えた。ラインを巻きながら軽く聞くと、重さを感じたのでさらにラインを巻き取りながらアワセを入れるとフッキングが決まった。
橋脚の近くで掛けたので、ラインを巻かれないように一気に引き離す。すると水面に浮上してジャンプ。ロッドを下に向け、徐々に寄せてくる。ネットに収まったのは、40cmオーバーのシーバスだった。
25cm超えカサゴ連発
しかし後が続かないので、川越方面へ移動。シーバスの反応があまり良くないので、ターゲットをロックフィッシュに切り替えて、川越周辺の消波ブロック帯を探る。ルアーはデコイラウンドマジックSV‐52の3.5gにワームは熟成アクア活メバルだ。
岸のブロック帯にキャストし、少しずつ深い所へとワームを落としていく。時折シェイクやリフト&フォールで誘うが反応はない。そんななかで宮地さんが、バグアンツ2inchのパールグローカラーのテキサスリグで、25cmオーバーのカサゴを連続でキャッチ。
クロー系ワームに偏食
私もカサゴ職人バグアンツ2inchのスーパーホログラムピンクグローにチェンジ。着底後、すぐにコツコツと反応が出たので、魚の重みを感じたところでラインを巻きながらアワせると、下に力強く引く。時折ドラグを鳴らしながらファイトしてキャッチしたのは、25cm近いカサゴだ。
先ほどまでは全く反応がなかった状態からすぐのヒットに、驚きを隠せなかった。もう一度ストローテールにすると反応はなく、カニやエビをイミテートしたクロー系にすると反応が出る。まれに起こる偏食パターンのようだ。
この後も20cm前後のカサゴを連続でキャッチして、午後10時半すぎに帰港となった。
<週刊つりニュース中部版APC・戸田英明/TSURINEWS編>
伊勢湾奥