コロナ禍で思うように釣行できなかった人も多かった2020年でしたが、釣りに関連した情報など、数多くの記事投稿がありました。そのなかから特に優れた記事(コンテンツ)を取り上げ、「TSURINEWSコンテンツ大賞2020」として表彰します。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 編集部)
目次
【大賞】浅井達志さん(中部版)
人気のライトソルトゲームで、最もよく釣れるゲストのアナハゼだが、食べるという考えを持つ人は非常に少ない。いざ食べるとなったときに、世にも不思議な「青い刺し身」のビジュアル的なインパクトの強さが目を引く記事で、サカナの持つ成分分析など、知的好奇心を刺激する内容が評価された。
なお、同氏は「根掛かり回避術」(大賞と同号掲載)で【週刊つりニュース中部版賞】も同時に受賞した。
投稿のきっかけ
釣り場で知り合ったAPCの方から、お誘いを受けたのがきっかけですね。
執筆を続ける秘訣
とにかく、釣りを楽しむことが第一。楽しければ楽しいほど、その楽しさが執筆中にもよみがえってきます。あとは、常に好奇心を忘れないことでしょうか。そうすれば、通い慣れた釣り場でも新しい発見がありますから。
やりがいを感じる瞬間
読者の方から声を掛けていただいたり、記事の感想をいただいたり、そんなときにAPCを続けてきてよかったと実感します。
今から釣りを始める人にひと言
板子一枚下は地獄ということわざもありますが、自然が相手の趣味には日常生活では予想もできない危険が付いて回ります。釣りやキャンプなどアウトドアに親しむ人が増えるのは大歓迎ですが、まずは安全第一。今はネットで簡単に情報が得られる時代ですが、本当に大切なものは経験を積むことでしか得られません。安全面でもマナーの面でも、まずはいい師匠を見付けることから始めて下さい。
週刊つりニュースに期待すること
ネット媒体が情報の主流となっていく中、紙媒体が失われていくのは古い人間にとっては寂しいことです。アナログレコードが見直されてきている昨今、紙媒体の良さもアピールしていただけると嬉しいです。
【週刊つりニュース関東版賞】野田栄さん
投稿のきっかけ
字が下手で雑なので、原稿を書くことでペン習字になればという思いから書き始めました。投稿を始めた当時は原稿用紙に手書きでしたが、すぐにワープロを使うようになり、そしてパソコンに移行。字は結局上手になりませんでしたけどね(笑)。
執筆を続ける秘訣
釣りを楽しみながら、許容範囲内でのマイペース投稿です。
やりがいを感じる瞬間
読者からの反応です。『読みましたよ』とか『写真を載せていただき、ありがとう』などの声が励みになります。
今後の目標
そろそろすべてを引退し、世界一周船の旅に出たいのですが、まだ辞めさせてもらえないので引き続き頑張ります!
【週刊つりニュース西部版賞】花村悦代さん
「解禁直後のヤマメにチャレンジ~岩岳川・福岡県豊前市」(西部版3月27日号掲載)
受賞について
昨年のTSURIJOY賞に続き、このような賞をいただき、夢のようです。これを励みに、より一層楽しみつつ頑張っていきたいと思います。
ヤマメ釣り挑戦について
ヤマメはもちろん、渓流釣り自体が初めてで、どうしたらいいか、まったく分からない状態でした。娘の『ヤマメを食べてみたい』というひと言からすべてが始まりましたが、沢にどうやって下りるのかさえ分からず、何度も下見をして解禁日を心待ちにし、解禁当日やっと手にした1尾の感動は感慨深かったです。
今季の意気込み
まだまだやったことがない釣りジャンルは多いので、まずは興味のあるお魚、食べたいお魚を狙っていきたいと思っています。これからも宜しくお願いします!
【週刊へらニュース賞】中村直樹さん
「貝沼・牛沼(釣りキチ三平)」(へらニュース7月31日号掲載)
貝沼に行こうとしたきっかけ
幼少時代に読んだ、釣りキチ三平のカルデラの青鮒に憧れていて、以前から行きたいと思っていたからです。
釣りキチ三平の印象的なエピソード
アユ釣りをしていて、落雷で釣り人が亡くなるシーンがあり、あれは子どもながらに強烈で、釣り場で雷が鳴ると思い出し、急いで竿をしまっています。
亡くなられた矢口高雄先生へ
誰もが知っている釣りキチ三平を誕生させたことは、凄いことだと思っています。
貝沼の魅力
深山幽谷の言葉がピッタリと当てはまるロケーションと、魚の引きの強さです。
秋田の魅力
釣り人が親切で、聞き慣れない秋田訛りで教えてくれるのが印象的です。釣り場は貝沼を始め、牛沼や足田堤など、個性あふれるフィールドが多いです。また、山が深く、雪国特有の町並み(家屋)に驚かされました。
受賞について
ヘラブナ界の釣りキチ三平と言われるように、様ざまな釣り場へ行き、いろいろな手法を駆使して、たくさんのヘラブナに出会いたいです。
【TSURINEWS賞】宮野伸一さん
「魚介類の「食べるな危険」部位:イカの『精莢』 摘出手術が必要な場合も」
受賞について
昨年はコロナ禍による釣行回数の減少で、思ったような記事が書けなかったと感じていましたので、受賞をお聞きした時は、驚きと同時に評価いただいたことを大変嬉しく思いました。
記事テーマ作成について
単なる釣行記に限らず、釣りを通して自然と触れ合う中で、自分が驚いたこと、興味を持ったこと、読者の皆さんと共有したいことなどをご紹介できるように気を付けています。
今後チャレンジしてみたいテーマ
なんでもアイデアを出して自作するのが好きなので、ルアーやロッドなどのものづくりにチャレンジし、その方法や、自作したアイテムを使った釣行記などを紹介してみたいです。
TSURINEWSライターの魅力
SNSや、ブログなどの個の情報発信にとどまらず、全国規模のTSURINEWSというコンテンツに、自分の書いた記事が掲載され、たくさんの方に読んでいただけることがTSURINEWSライターとしての魅力だと感じています。
【特別賞】井上海生さん
月間記事作成(公開)数最大48記事を達成。単月20記事超えも複数回あり。圧倒的なテーマ企画力および執筆能力は他の追随を許さない。
圧倒的な執筆力
わたしはアジングですが、釣りはサイエンスだと思っています。あらゆる所作、一つの試しに、一つの反応が返ってきます。その過程を刻んで見て記事テーマとして起こしています。
執筆スピードについて
もともとかなりタイピングが早いんです。あと大好きな釣りのことなので喋りまくりたくなります。
ライターを始めて変わったこと
プラグとかを買うときに、これを記事にしたらペイするな、と思います。
TSURINEWSライターの魅力
好きなことを自由に書けて、面白いですよね。釣りについて喋りまくりたい方、釣具店とか釣り場ではちょっとうっとうしがられるので、TSURINEWSで書いてください。
【特別賞】山本太郎さん
「山本太郎のターニングポイント」クロダイ釣り師から絶大な人気を集める山本さんの頭の中を紹介する特集。
受賞について
今回の受賞、大変嬉しく思います。二度目の緊急事態宣言が発令され、私自身も本紙連載をはじめとするすべての釣行を自粛しておりますが、やはり永年の生活基盤にもなっている釣りが出来ない期間は、実に寂しいものです。
緊急事態解除からの再開を楽しみに待っていますが、すでに『次回はどの釣法で、どこへ!』と、はやる気持ちを抑えつつ、これまで以上に 読めば行きたくなる!自分にも釣れた!そんなバイブルになる釣行レポートを目指していきます。ご期待下さい。
<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>