再開直後の『本牧海づり施設』取材レポ 約半年ぶりに釣り人の笑顔戻る

再開直後の『本牧海づり施設』取材レポ 約半年ぶりに釣り人の笑顔戻る

台風15号で壊滅的な被害を被り閉鎖されていた横浜の本牧海づり施設が、護岸のみではあるが、1月31日に営業を再開。2月5日に現地を取材した。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・野田栄)

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海釣り施設 海釣り公園

施設の出入り口が変更

再開直後の『本牧海づり施設』取材レポ 約半年ぶりに釣り人の笑顔戻るこれが入り口(提供:週刊つりニュース関東版APC・野田栄)

再開にあたり入場料金は今まで通りだが、駐車場が無料となった。施設出入り口は、シンボルタワーに繋がる裏道沿い側からに変更になり、駐車位置も奥の方が近くて便利だろう。

釣り可能エリアは護岸のみ

再開直後の『本牧海づり施設』取材レポ 約半年ぶりに釣り人の笑顔戻る海側正面は立ち入り禁止になっている(提供:週刊つりニュース関東版APC・野田栄)

中央にある管理棟の海側正面は立ち入り禁止になっているので、新旧護岸への通り抜けはできず、う回路から受付前を通り移動しよう。

また簡易トイレや手洗いは新旧どちらにもあり、喫煙場所も設けられている。只今、旧護岸250m、新護岸300mが釣り可能エリアで、水没していた渡桟橋は撤去され、正面には無残な姿の沖桟橋が見えている。

マダコ・アジ・ウミタナゴが顔出し

再開直後の『本牧海づり施設』取材レポ 約半年ぶりに釣り人の笑顔戻る護岸側の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・野田栄)

当日は、春のような暖かな釣り日和で、10時現在で入場者が90人ほど。定員は200人までなので、この日は皆さんゆったりサオを出している様子だった。旧護岸の入口は台風で壊された堤防から、(写真の)護岸側の間で、タコ狙いの方が500g級を釣り上げていて「今日は小さいよ」との釣果を教えてもらった。

その隣にはトリックサビキでアミコマセをノコギリ引きして付け、置きザオにしている人たちの足下のバケツには20cm級のアジやウミタナゴが泳いでいた。さらに皆さんの釣果を見に奥側へ移動。

当日はサビキが好調

再開直後の『本牧海づり施設』取材レポ 約半年ぶりに釣り人の笑顔戻る20~25cm級のウミタナゴ10尾ほど釣り上げていた(提供:週刊つりニュース関東版APC・野田栄)

タコ狙い専門の人やチョイ投げの人など、みなさんお好みで釣りを楽しんでいるが、釣果はサビキ組の人たちに軍配が上がっているようだ。

当日は中潮なのだが、干潮7時52分116cm、満潮13時06分145cmの干満差がたった29cmのほとんど潮が動かない日なのだが、ぽつぽつだがあちらこちらで釣果が上がっていた。魚影も濃く、魚もスレていないのは、台風被害の影響で釣り場が寝かされていたからだろう。

インタビューに応えてくれた地元のお父さんは、20~25cm級のウミタナゴ10尾ほど釣り上げていた。まな板を持参し、釣り場で頭と内臓を取り出し下処理してクーラーに入れていた。「このくらい飽きない程度に釣れるのがいいね。入れ食いになると忙しすぎるから」とお話してくれた。

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