1月末、南房の船宿からベニアコウ狙いで出船。ラストの4投目に一発勝負、究極の深海ターゲットのベニアコウに対面できたのでリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・針生芳昭)
ラスト投入で3kgベニアコウゲット
1投目から3投までアタリなし。ただ、エサはかじられているので、何らかの魚はいるので安心する。ラストの4投目、ここまで仕掛けのハリス長を80cmにしておいたが、一発勝負で1.5mに変更。
すると、竿先にかすかに小さなアタリ。しかし、ベニアコウかどうかはわからない。リールの巻上げもオモリ以上の重さがある。しかし、時どき小さな引きが現れ不安がよぎる。「ベニアコウなのか、それともゲストの黒い魚なのか…」。残り20mのところで、3番目の釣り人とオマツリ。若船長が解きにきて、ハリスを1本1本回収していくとムネダラの姿。
がっかりしていると、若船長が「おっ、赤い魚が付いているぞ」と声を上げる。掛かっていたのは59cm3kgの本命。久しぶりのベニアコウが釣れてホッとした。
「この釣りをやってみたい」という人は、まずキンメ釣り、またはアコウ釣りの経験がないと難しい。まったく別次元の釣りなのだ。
<週刊つりニュース関東版 APC・針生芳昭/TSURINEWS編>