遠征釣行の基礎知識:釣魚の持ち帰り方と注意点 計画的なリリースも

遠征釣行の基礎知識:釣魚の持ち帰り方と注意点 計画的なリリースも

飛行機で出掛けた遠征先で釣り上げた魚の持ち帰りかたをご紹介いたします。これから遠征釣行にトライしてみようと思っている方の参考になれば幸いです。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・宮崎逝之介)

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宮崎逝之介

メインフィールドはオフショア。魚を求めて各地の海に足を運んでます。 ブログ『信州海釣り班 tsuritabel』管理人。ぜひブログ・インスタものぞいてみてください。

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遠征での釣魚の持ち帰り方

釣魚を持ち帰る方法は、おもに搭乗する飛行機に持ち込むか宅急便等で別送するかのどちらかが考えられます。飛行機と宅急便を併用するという選択肢もあります。それぞれについてご説明します。

遠征釣行の基礎知識:釣魚の持ち帰り方と注意点 計画的なリリースも遠征で仕留めた魚たち(提供:WEBライター・宮崎逝之介)

飛行機に持ち込む

大手航空2社(JAL、ANA)では、一人につき総重量20kgまで受託荷物として預かってもらうことができます。釣魚も水漏れ対策とニオイ対策をしっかりしてあれば預かってもらえます。

飛行機のメリットは釣れたての魚を最も新鮮な状態で持ち帰れることです。デメリットとしては、無料の荷物の重量枠を魚に使うことになるため、それ以外の預託荷物が制限される可能性があることです。

宅急便で送る場合

宅急便各社の冷蔵温度で配送してもらえるサービスを利用します。メリットは飛行機に搭乗する際の荷物が減らせることです。デメリットは飛行機で持ち帰る場合に比べると魚が手元に到着するのが数日後になることです。取扱い可能サイズ・重量が各社異なりますので要注意です。

宅急便主要3社と航空大手2社受託荷物の最大サイズ・重量は以下の通りです(最新情報は都度ご確認をお願いします)。

遠征釣行の基礎知識:釣魚の持ち帰り方と注意点 計画的なリリースも宅急便&受託荷物の最大サイズ・重量(作図:WEBライター・宮崎逝之介)

最小サイズのヤマトのクール宅急便は3辺120cmなので、大型魚は厳しいです。ブリクラス以上の魚を送る場合は佐川急便かゆうパックになると思います。運送会社に持ち込む場合は営業所等の営業時間も確認しておきましょう。

飛行機・宅急便併用

もちろん飛行機と宅急便を併用することも可能です。たとえば、持ち帰りたい魚が多すぎて飛行機だけでは重量オーバーとなってしまう場合や、釣魚の一部を自宅以外の知人宅などに送る場合などは飛行機と宅急便を併用すると便利です。

ちなみに筆者は飛行機の預託荷物枠20kgを全部持ち帰る魚に使い切り、座席には機内持ち込みサイズのバッグ1つだけ持ち込んでいます。それ以外の遠征に持ってきた釣り竿やタックルなどをすべて宅急便で自宅に発送しています。

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