飛行機で出掛けた遠征先で釣り上げた魚の持ち帰りかたをご紹介いたします。これから遠征釣行にトライしてみようと思っている方の参考になれば幸いです。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・宮崎逝之介)
釣魚の梱包について
釣魚を運ぶ際の梱包材はクーラーボックスか発泡スチロールケースになります。飛行機での遠征釣行の場合、発泡スチロールケースを使用している人が多いと思います。
クーラーボックス
保冷性、密閉性、強度などを考えれば釣魚の運搬には最適なアイテムです。ただし、大型のクーラーボックスは、クーラーボックスの重量だけで7~8kg以上の物もあるため、無料預託荷物の枠をクーラーボックスだけでかなり食われてしまいます。また、クーラーボックス自体が破損してしまうリスクも覚悟する必要があります。
発泡スチロール箱
保冷性に優れていて大きなサイズの物でも1kg未満の軽量の物が多く、飛行機にしろ宅急便にしろ、制限重量内で預けられる魚を増やすことができます。デメリットはクーラーボックスにくらべて強度が弱いこと。輸送中にヒビや割れが発生することもあります。
釣魚パッキングと注意点
釣魚を運ぶ際に特に注意しなければならないのが、水漏れと保冷対策です。具体的な対処法を紹介します。
1.最初に魚の水気をできるだけ切り水分を少なくする
2.大きなビニールに魚を入れたうえで発泡ケースやクーラーボックスに入れ二重に防水する
3.新聞紙などを入れておき余分な水気を新聞紙が吸うようにしておく
4.手に入る場合は氷ではなく保冷剤を使用し水が出ない工夫をする
5.氷を入れる場合は氷をチャック付ビニール袋に入れて水漏れを防止する
6.クーラーボックスの場合はバックルや持ち手などにガムテープなどを貼り保護する
ケース重量にも要注意
荷物の重量は魚だけではなく保冷剤や発泡ケースも含めた総重量になりますので注意しましょう。写真のようなトラベルスケールが1個あればどこでも荷物や釣魚の重量が計れるので便利です。