大原沖で深場釣り満喫 31kgのアブラボウズ浮上【大原・鈴栄丸】

大原沖で深場釣り満喫 31kgのアブラボウズ浮上【大原・鈴栄丸】

2月6日、メヌケ狙いの深場釣りに出かけてきました。本命は不発に終わったものの、なんと31kgのアブラボウズをキャッチ。詳しい釣り方を含めた釣行をレポートします。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・尾崎大祐)

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尾崎大祐

埼玉県在住。二児のパパで趣味はサラリーマン。釣りをはじめとした食材採取に全精力を注いでいます。

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船釣り エサ釣り

前半戦は潮速く苦戦

大原港を3時半に出船し、ポイントの片貝海溝着は5時半。行程は2時間かかりました。

仕掛けは迷いましたが、1投目はタコベイトなど何もつけないシンプルなもの。メヌケはタコベイトなどの装飾品は有効なので、はじめはいろいろ付けてみてサメなどにやられる場合は外していく、というパターンが一般的かもしれませんが、私は今回あえて逆のパターンを選択。朝一は装飾品嫌うゲスト(キンメ、クロムツ、メダイなど)が釣れる可能性が高いと踏んでこの仕様にしてみました。これについては、正解はないと思うので自分の勘を信じてやってみてください。

ポイントに到着すると船はスローダウン。船長から「それではやります、350mからだんだん深くなっていきます」とのアナウンス。大トモから順に投入していき、ミヨシの私も無事に投入を終えました。しかし、潮は思ったよりも速く底取りに苦戦。かけ下がりという条件も重なり……苦戦、というより底が全くわかりません。やがて船中アタリないまま巻き上げ。

2投目は磁石板にハリを並べてオモリを投げ入れる方式にて投入。そしてこの流しもかけ下がり。底取れず、またも船中アタリなし。3投目はかけ上がりだったのですが、数人根掛りしてしまい、すぐに巻き上げの合図。ここまでちょっと嫌な流れです。

後半戦は潮緩む

船長は、このポイントに見切りをつけ30分程船を走らせる。そして船長の目論見通り、今度のポイントは比較的潮は緩そう。投入が済み無事着底。しかし、せっかく底をとらえるも今度は私のオモリが痛恨の根掛り。そして周りではメヌケらしきアタリ多発。ついていません。

船長「型見たい人は上げちゃって、待ちたい人は待って」とアナウンス。大半の方が「巻き上げ」を選択し、私のお隣さん一人のみ「待ち」を選択。やがて船長からお隣さんに「巻いちゃって」の指示。早めに電動リールのスイッチONにした人たちは1~2点掛けに対し、最後まで待ったお隣さんは、お見事!

大原沖で深場釣り満喫 31kgのアブラボウズ浮上【大原・鈴栄丸】お隣の提灯行列(提供:WEBライター・尾崎大祐)

仕掛けの選択と同様、どちらが正解とは言い切れませんが、個人的にとてもいい勉強になった流しでした。もし私のオモリが根掛りしなかったら…間違いなく早めの巻き上げを選択していたと思います。まだまだ修行が足りません。

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