今回は、厳冬期における伊豆でのエギングゲームの攻略法と着目点をいくつかまとめてみた。ぜひ、参考にして実践していただきたい。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・野中功二)
人気フィールドで釣るコツ5選
続いて、筆者的人気フィールドの攻略法を5つ紹介しよう。
1.ポイント選択
冬エギングで、まず大切なのはポイント選択であろう。水温が下がると、やはり活性が下がる。下がっても安定すれば問題が無い事から、シャローよりミドルレンジに分があるだろう。湾奥より外面が有効なので、それを踏まえてポイント選択をしてみてほしい。
2.ナイトゲームが有利
夕方からのナイトゲームが有利となる。デイでも可能性はあるが、イカは夜行性と言う事もあり、格段にナイトが有利と言える。
3.狙うレンジ
レンジは、夜間になれば若干上ずってくるであろう。中層から上狙いで良いと思う。この時期ヤリイカの回遊もある事から、まさに中層の釣りでOKだ。キャストしたエギが返ってくる方向も、「変化」を見出すのに参考となる。潮が動けば回遊するアオリイカ、ヤリイカの好機となる。回収したエギを触ってみて、暖かいのか冷たいのか、水温の変化も忘れずチェックしたい。
4.タックル&道具の選択
ロッドは、足場が高いなら8ft6inchを基準として9ftも出番があるだろう。足場の低い場所なら、自分の使いやすい長さでいいと思うが、低い場所でも遠投の必要性が出る場合は、やはり8ft6inchが有効であろう。
取り込みも、ギャフとタモ柄の長さには注意が必要だ。竿の取り回しと言う観点から、ショート・ロングでメリットとデメリットが発生する。
ラインも、風対策として比重のあるラインをメインに、そうでない時には通常ラインと使い分けるのも大切。この時期なら、比重のあるライン1択で良いだろう。
5.エギの選択
エギのローテーションだが、釣り開始が夕マヅメとなれば、アピール系でサーチ。ケイムラ系カラーで乗せ、ラトル系で再度アピール……、といった感じでも良い。
伊豆は比較的透明度が良い潮なので、実績カラーを投げ倒すだけでも、好釣果となりがち。紫系、夜光系は比較的「鉄板カラー」と言えるだろう。