【関西2021】釣り人的『初日の出』おすすめスポット3選

【関西2021】釣り人的『初日の出』おすすめスポット3選

正月休みの初釣りで初日の出を拝むなんて、新年の迎え方としては最高ですね。今回は関西圏で、初日の出を拝みながら釣りができるスポットを紹介します。

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(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)

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初日の出について

基本的に太陽は東から上って西に沈む…というのが定番のように言われていますが、季節によって太陽が顔を出す方向が少しずつかわってくるのをご存じの人も多いと思います。

そして、初日の出を拝みたい、元旦の頃は、ほぼ南東方向からの日の出となります。グーグルマップなどの地図を開いて、南東方向に陸地などがない場所なら、海からの初日の出を拝むことができて海辺好きな釣り人としては最高ですが、山の稜線から上がる日の出も趣があって美しいものです。

【関西2021】釣り人的『初日の出』おすすめスポット3選何歳になっても初日の出は身が引き締まる思い(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)

時間的には地域や標高など見る場所によって多少の差があり、関西では大阪でだいたい7時5分、和歌山の潮岬で7時1分というデータがあります。和歌山と大阪で4分程度の差なので、元旦に夜明け前からの釣りをしていれば、初日の出は確実に拝める、ということですね。あとは、天候が良いことを祈るばかりです。

初日の出は縁起物?

さて、釣り人なら新年の新たな気持ちで初日の出を拝みつつ、その年の大釣りや安全を祈願したいですね。以前は、お酒を持参して、初日の出の時間に海にお神酒として捧げて手を合わせた思い出もありますが、ちょうど時合いがやってきて、気が付けばすでに日の出が終わっていた…なんて失敗の年もありましたが、考えてみれば筆者はかなりの確率で元旦の朝に釣りをしていました(笑)。

ただ、初日の出は元日に見たいものですが、以降でも初釣りの際に日の出を拝むのも気持ちが良いものです。縁起物ですから、そこは個人の自由で初釣りの時に見る日の出を「初日の出」と自分の中で定義するのもありでしょうね。

釣りの条件

釣りをしながら初日の出を拝むことができるのは、海からの日の出が見たければ南東方向に陸地などがない場所となります。山の稜線から上がる日の出で良ければそのエリアはグーンと広がります。ただし、初日の出を元旦に拝もうと思えば、船釣りや磯釣りなどの船や渡船を利用する場合には、元日に営業している必要があります。船などを利用しない波止釣りなどではその辺りはクリアできます。

ここからは筆者が実際に行っていた場所から、釣りをしながら初日の出を拝むことができるスポットを紹介していきましょう。

古座の磯&船釣り(和歌山)

和歌山・南紀でも潮岬を回り込み、串本の東隣に位置するのが古座地区です。古座川河口に乗船場がある船釣りのオーシャンフィールドや磯渡しの藤田渡船では、元日に船釣り、磯釣りができます。このエリアからだと、南東方面は完全な大海原。天気さえ良ければ、水平線からの初日の出を拝むことができます。

【関西2021】釣り人的『初日の出』おすすめスポット3選古座沖のタイラバでオオモンハタゲット(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)

磯釣りではもちろん、グレやイシダイがメインとなります。船釣りではジギング、タイラバなどが楽しめ、マダイやオオモンハタ、アカハタなどのハタ類が期待できます。

▼この釣り船について:オーシャンフィールド
【関西2021】釣り人的『初日の出』おすすめスポット3選

姫~王子が浜(和歌山)

串本町の集落と古座川の間に位置する姫海岸から、東に数あるサーフからは冬場にルアーでヒラメが狙えます。また、投げ釣りでは冬場にもシロギスが釣れるなど、ルアー、エサともにキャスティングが面白いエリアです。このエリアも水平線からの初日の出が見られる場所が多数あります。

ただ、冬場なので水温の変動によって、魚の反応がずいぶんとかわるのもこのエリアの特徴です。よく釣れたかと思えば、翌日はまったくの無反応…なんてことがよくあります。そこで、オススメなのが、荷物を減らしてのランガンスタイルです。釣り場を移動しながら、魚の活性が高い場所を探すのが良いでしょう。初日の出はその途中で…といった感じです。

海岸線沿いを国道が走っているエリアも多く、移動中なら車をちょっと止めて海からの初日の出を拝むのも良いでしょう。

▼この釣り場について
姫~王子が浜エリア
所在地:和歌山県東牟婁郡

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