城ヶ島沖で『オニカサゴ』狙い 釣果7匹は高級鍋食材に【いわき丸】

城ヶ島沖で『オニカサゴ』狙い 釣果7匹は高級鍋食材に【いわき丸】

神奈川県城ヶ島沖で、冬の時期には最上級の鍋の具となる「オニカサゴ」を狙った。釣りの基本とともに当日の釣行をレポートしよう。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・前島宣秀)

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前島宣秀

年間釣行80日、北海道から沖縄まで食べたい魚は自分で釣り歩く、ダイワ大好き釣りバカオヤジです。

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いわき丸でオニカサゴを狙う

東京にも冬将軍到来の12月12日、極上鍋の具材を求めて神奈川・三崎のいわき丸へ訪問した。出船は7時半とのんびり、8人での釣行であった。左舷の5人組の内、3人は磯釣り師で船釣りは初心者とのことから、出船前に船長の熱血指導にも力が入っていた。残り3人は右舷に私も含めて単独での釣行者。聞けば皆さん私と同じオニカサゴ鍋を求めての釣行であった。

城ヶ島沖で『オニカサゴ』狙い 釣果7匹は高級鍋食材に【いわき丸】ゆったりとした当日の船上(提供:WEBライター・前島宣秀)

船は定刻の7時半に出船、約30分で投入OKのブザー音が鳴り、一投目となった。船長から「水深120m、ゆっくり深くなります」のアナウンス。上潮は流れているが、下潮はあまり流れていないと見た。これは海底にオモリが着き、タナの取り直しで2~3m巻き上げて再着底させた時の、PEラインの出具合で判断している。

本命ダブルヒット

このような推理、ハリスの状態などを考えながらの釣行はとても楽しい。タナをキープしながら竿先をユラユラと50cm程度上下させていると、コツコツと最初のアタリ。手に伝わるアタリも小さいことから、下バリに小さい魚が付いたと判断、根掛かりもないので上バリにも追い食いを…とそのまま釣りを継続した。

ほどなくコツコツとアタリがあり、巻き上げるとダブルだ。幸先の良いスタートであったが、掛かっていたのは20cmにも満たないサイズのオニカサゴで、早々にお帰りいただいた。左舷からも歓喜のお叫びが聞こえる。初心者といえ、やはり磯釣り師、電動リールに手こずっていたが順調にオニカサゴを釣り上げていた。

城ヶ島沖で『オニカサゴ』狙い 釣果7匹は高級鍋食材に【いわき丸】ファーストヒットの小型(提供:WEBライター・前島宣秀)

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