沖縄県伊是名島へ遠征し、陸っぱりからのライトプラッギングに挑戦しました。1つのルアーで多彩な南国の魚をキャッチした釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・杉浦永)
沖縄でライトプラッギング
沖縄の蒼い海やサンゴ礁には、様々な魚種が生息しています。今回メインとして狙うのはイシミーバイの根魚系と回遊魚となるメッキで、ライトプラッギングで攻略できるのか、また両者は釣り分けできるのかを試してきました。
この釣りの魅力は、なんといっても水中を観察しながらのサイトフィッシング。ライトプラッギング自体は本州でも可能ですが、水中の岩礁帯やサンゴを明確に見ながら釣るのは、素晴らしい海の透明度を誇る、沖縄ならではともいえます。
プラッギングタックル
この釣りに使用したタックルは、ロッドはバスロッドのワーム~小型プラグまでのウエイト表記のある、比較的なライトタックルを使用。専用タックルでなくても、ルアーをキャストできる範囲であれば流用可能です。
リールは2000番にPEライン0.8号、リーダー12lb。キャスト性能とパワー面から、このライン設定をチョイスしました。ルアーは30~40mmほどのミノータイプをチョイス。強風時や流れが強くてもしっかりと泳いで、水噛みがよく、ジャーク時にスイミング姿勢が壊れにくいルアーを使用しました。
ルアーコース&アクション
まずは狙いたいポイントを決め、ルアーをそのポイントよりも遠くにキャスト。ルアーを最大潜度の1mほどまで潜らせ、ポイントに当てるように泳がせるイメージで狙います。
狙いたいポイント近辺にルアーが到達したら、トゥィッチやストップを入れて、ターゲットに対してルアーを見せることで、リアクションバイトを誘発します。
上記のほかに、ブレイクラインだけを引いてきて、ターゲットのバイトしやすいトレースコースを狙うメソッドもあります。テトラ帯では、ルアーをアイチューン(ルアーのアイを曲げてカーブトレースできるようにする)して、テトラ方向に泳ぐようにして、テトラにルアーを当てながらリアクションバイトを誘うメソッドなどがあります。
まずはミーバイ登場
釣行日の状況は以下の通り。
釣行日:11月1日(日曜日)
場所:沖縄県伊是名島
天気:晴れ
潮:大潮で満潮6時17分、干潮12時13分
風速:8m~10m
まず狙ったのは根魚。ポイントはサンゴ礁帯で、水深1~2mのシャローライン(ブレイクが重なるといい)です。ボトム周辺を狙う予定だったので、水深1~2mに対してルアー潜度も1mほどの物を選びました。
狙いたいポイントにルアーを泳がせようにラン&ガンしていくと、狙いのミーバイをキャッチ!その後も同じようなポイントやブレイクラインの攻略メソッドで数釣りを展開することができました。
ルアーの潜度とポイントの水深がマッチすれば数釣りが狙えるようです。