10月30、31日、年に数回行っているキス釣り遠征で山口・周防大島へ。たくさんのポイントを回りましたが、釣果の良かった2カ所での釣りを紹介します。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・田中省吾)
『逗子が浜海水浴場横』を空撮
次に竿を出したのは神浦の逗子が浜海水浴場横の波止です。ここは初日の13時半~15時と2日目の6時半~9時の2回、竿を出しました。水産加工団地の岸壁から数か所ランガンしましたが、外ればかりで、気が付けば昼過ぎ。干潮となる15時27分までの時合で何とかキスを……と、今回の釣行で一番期待できる実績場の神浦・逗子が浜海水浴場横の波止をへ向かった次第です。
今回もドローンでポイント全体を見渡すと、沖向き、港内ともきれいなカケアガリが確認できます。一見、沖向きの方が良さそうなのですが、実は港内の方が好釣果です。前回は沖向きでも釣れましたが、相対的に見るとやはり港内となります。
波止の先端正面にもキスはいますが、エサ取りのチャリコが群れていますので、釣果にはつながりません。波止から10mくらい沖に深いカケアガリのポイントがあります。
良型主体に32匹
港内では、毎投ほぼ素バリなしでキスが釣れました。また、近投なのでキスのアタリがダイレクトに伝わって、気持ちの良い感触を楽しめますが、同じ場所に何度も仕掛けを投入すると、キスはオモリの着水音で散ってしまいます。そこで50mくらい投げ、ゆっくり巻き取って10~30mのポイントに仕掛けを通す気遣いが必要です。
初日のレギュラーサイズは15~20cmで、ピンギスは全くいません。完全な砂底のため、根掛かりはありませんが、係留船のロープには注意が必要です。外向きはチャリコばかりで遠、近投も試しましたが、キスの反応は全くありませんでした。ここでの釣果は長井さんがキス12~21cmを45匹、私が12~20cm32匹でした。