ライトブリームゲームでは細いPEラインを使うため、こちら主導で展開しにくい釣りとなる。ドラグ設定とファイト術をよく頭に入れて、実戦に赴こう。
（アイキャッチ画像提供：WEBライター・井上海生）
取り込み時の注意点
先述した通り、ドラグはあくまで緩めで慎重に。相手が確実に戦意喪失して弱りきったら、少しドラグを締めて魚を浮かせる。水面に魚影が見えても、まだ安心しない。ここで暴れて外れることも多いので、タモ入れ前はまたドラグを緩めよう。
ただし、注意したいのは、足元への突っ込みだ。静穏な波止でプレーしていても、この突っ込みで一気にPEライン本線を擦られて切れてしまうことがある。ここはロッドワークで、ブレイクしない程度に魚を持ち上げるようにし、根に潜り込もうとする動きを何とかかわそう。
不安になる必要なし
極細PEラインに不安にならないことだ。ドラグの機能を最大限に使えば、PEライン0.3号でも2.5kg程度の負荷には耐える。垂直にぶら下げたときの「魚の重み」ならともかく、水中でやり取りする際の「魚の引き」で切れることはほとんどない。不安にならず落ち着いてやりとりをしよう。
年なし級でもそうそう切れない（提供：WEBライター・井上海生）繰り返しになるが、ドラグ設定はあくまで「緩め」。乗せてから調整すればいいので、最初は緩めで確実に食わせてファイトするところまで持っていく。そこからタモ入れまでが、釣り人の腕が問われるところだ。
＜井上海生／TSURINEWS・WEBライター＞
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