8月26日、静岡・宇佐美海岸で投げキス釣りを楽しんだ後、暑さを避けて「泳ぎ釣り」に転戦。シュノーケリングで海中を見ながらサイトフィッシングを満喫した。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・永井航)
泳ぎ釣りへ転戦
当日は非常に暑く、日中の釣りは厳しいものとなるが、泳ぎ釣りなら海中で暑さをしのげると考え、泳ぎ釣りを選択。そもそも泳ぎ釣りとは、文字通り泳ぎながら魚を見つけたり、魚がいそうな所を探し、そこにエサやルアーを落とし込む釣りだ。
そのため、最低限の釣り具の操作の他に水泳、潜水の能力も必要になる。仕掛けをピンポイントに落とせるがゆえに、わずかな潮流や竿に掛かる水圧によるしなりがかなり邪魔に感じられるが、目の前で魚がヒットする様子が見られる非常に楽しい釣りだ。
泳ぎ釣りの注意点
泳ぎ釣りは海中で釣り具を扱うため、錆びなどの腐食が出ても問題ない道具を使いたい。エサはシロギス釣りで余ったアオイソメ。仕掛けはオモリとハリだけで良いので、自作しても楽しいが、今回は手軽にブラクリ仕掛け(オモリ4号)を使うことにした。ちなみにタックルはバスロッドにナイロンライン2号を巻いた小型スピニングリールを使った。
また言うまでもないがシュノーケルは必要だ。ゴロタ浜での泳ぎ釣りとなるため、脱げにくいマリンシューズやサンダルなどを履いた状態で釣りをすると、ケガ防止になるだろう。
また、泳ぎ釣りをする前は、事前に釣りと遊泳ができるか確認をし、安全対策として波浪や気象情報にもアンテナを張ってほしい。
カサゴのヒットシーンが丸見え
海中ということもあり、写真が撮れないのが非常に残念だが、透明度も良くベラやメジナなどを多数目撃した。釣友は怪しい隙間に仕掛けを落とし良型のカサゴをキャッチしていた。私は穴の隙間に落としてなぜかエソ。
また岩の隙間に隠れているカサゴを発見。エサを落とすとすぐにヒット。数の多いベラにエサをかじられ苦戦したが、それでも2人とも本命の根魚をキャッチし楽しめた。終盤にはカマスの大群と遭遇したり、釣りだけでなく間近で多くの魚を観察でき、そちらでも楽しめた。