相模湾『シイラゲーム』 2人で合計60ヒットオーバー【神奈川・一俊丸】

相模湾『シイラゲーム』 2人で合計60ヒットオーバー【神奈川・一俊丸】

相模湾における夏の風物詩、シイラゲーム。今年はまだまだ好調な日が続いているとの情報をキャッチし、8月26日に茅ケ崎港の一俊丸からシイラ乗り合い船に乗船した。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・古谷健太)

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古谷健太

東京湾、相模湾での船釣りを中心に何でもやる雑食系です。楽しんでもらえる情報をお伝えできるよう頑張ります。

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オフショア ソルトルアー

一俊丸でシイラゲーム

8月26日、茅ケ崎港の一俊丸からシイラゲームに出かけた。

当日は晴天、風もほとんどなく、絶好のルアーキャスティング日和ではあるが、この炎天下であるため、敵は魚より暑さかもしれない。

受付を済ませると、「今日の乗客は2名だけ」とスタッフの方から伝えられる。好調と聞いていたのだが、シイラの人気はあまり無いのであろうか。しかし、オフショアルアーキャスティングで乗客2名の「プライベート船気分」を味わえるとは何とも贅沢な話である。

シイラゲームのタックル

当日使用したシイラゲームタックルは以下の通りだ。

ロッド:メジャークラフト ジャイアントキリング
リール:シマノ ステラ4000SW
ライン:PEライン1.5号
リーダー:フロロカーボンライン40lb(FGノット)
ルアー:シンキングペンシル、ジャークベイト、ポッパー等

相模湾『シイラゲーム』 2人で合計60ヒットオーバー【神奈川・一俊丸】使用したルアー(提供:WEBライター・古谷健太)

パヤオ狙いで60cm級手中

まずは出船してから30分ほど走ったところにあったパヤオからスタート。すでに目視でシイラが数匹群れているのが確認できる。まずはシンペンで軽くトゥイッチを入れると、1投目からヒット。シイラらしい横走りのファイトの末、上がってきたのは60cm級であった。

相模湾『シイラゲーム』 2人で合計60ヒットオーバー【神奈川・一俊丸】60cm級をキャッチ(提供:WEBライター・古谷健太)

その後、またヒットするがバラシ。その後もチェイスは絶えないが、なかなかヒットまで至らないため、15分程度で見切りをつけ、船長は沖へと船を走らせた。

漂流物周りでシイラの『超大群』を発見

パヤオからしばらく走り、見つけたのは大きな流木。周りではシイラが無数に泳いでいるのが目視できるうえに、見渡せば至るところでシイラがジャンプしている。大げさと言われるかもしれないが、船の下は「シイラの絨毯」のような状態である。

漂流物周りをシンペンで攻めていると、チェイスしてくる40cm級の無数のシイラの姿や、すごい勢いでルアーをひったくるシイラを目で確認でき、スリリングなゲームとなった。

しかしながら、ただ巻きで入れ食い的にヒットするわけではなく、少しテクニカルな部分もある。その分、釣り手にも試行錯誤の楽しみがある。そして、こちらの試行錯誤に答えるかのように次々とシイラがヒットしてくる。

うれしいゲスト『マツダイ』登場

そんな中、漂流物の際にルアーを通したタイミングで、茶色い物体がルアーに向かっていくのが見えた。流木の一部と思っていたその物体がルアーに当たった瞬間、無機物ではない力強い生命感が伝わってきた。

シイラとは異なるパワーのある引き、上がってきたのは良型のマツダイであった。

相模湾『シイラゲーム』 2人で合計60ヒットオーバー【神奈川・一俊丸】良型マツダイゲット(提供:WEBライター・古谷健太)

スレ始めてから狙い方変更

マツダイも加わり、船を移動せずともシイラの群れが船の周りを離れず、変わらずルアーを追ってはくるものの、午前10時頃にはなかなかヒットまで持ち込めない状況になってきた。

ここで、私はルアーをチェンジ。それまではシンペンだけでやり切っていたが、ジャークベイトによるダートアクションで食わせることとした。

相模湾『シイラゲーム』 2人で合計60ヒットオーバー【神奈川・一俊丸】ジャークベイトにルアーチェンジ(提供:WEBライター・古谷健太)

メーター級ヒットも・・・

ジャークベイトへの変更は奏功し、再びヒットを得られるようになってきた。そんな中、ひと際大きな魚影が他の小さなシイラを押しのけて私のルアーをかすめ取ったのが見えた。

その瞬間、手元からドラグ音が鳴り響き、ラインの先には背びれを水面上に出して疾走するメーター級のシイラの姿が確認できた。

そのシイラの周りにも同等のサイズのシイラが複数匹追っかけて来ていたため、しばらく泳がせてもう一人の乗客に周りのシイラを狙ってもらおうとするが、そうこうしているうちに無念のフックアウトとなってしまった。

トップウォーターで活性アップ

メーター級のバラシ以後、ガクっとヒットが減ってしまった。しかし、シイラたちは相変わらず船の周りにいるし、少し視線をやれば相変わらず複数のシイラが跳ねている。

そんな中で船長が「活性を上げよう」の声と共にトップウォータープラグで参戦。小さなシイラたちであるが、これに面白いようにチェイスを仕掛け、ヒットしてくる。

私たちもその姿が楽しそうなので、しばし全員でトップウォーターゲームに興じた。少人数での釣行だからこその和気あいあいとした船上だったと思う。

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