「初めてでも安心!」子供と楽しむハゼ釣り完全ガイド【道具・場所・時期を徹底解説】

「初めてでも安心!」子供と楽しむハゼ釣り完全ガイド【道具・場所・時期を徹底解説】

「ハゼ釣り」は夏から秋にかけて手軽に楽しめる人気の釣り。都心近郊でもできて、初心者や子供でも簡単に釣れるのが魅力です。最低限の道具で始められ、「初めて魚を釣った!」という感動体験を家族で味わえます。この記事では、安心して楽しめる釣り場や必要な道具、簡単な釣り方、さらに美味しい食べ方まで分かりやすく紹介します。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・JOFI愛知・大田豊明)

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堤防釣り 海釣り

関東近郊のおすすめハゼ釣りスポット

「どこなら安全に釣れるの?」という疑問にお答えします。ここでは、トイレや駐車場があり、足場も比較的安全なファミリーにおすすめのスポットを3つ厳選しました。

1. 江戸川放水路【千葉】

言わずと知れたハゼ釣りの一大名所。多くの釣り船店が桟橋からのハゼ釣りを営業しており、手ぶらで行っても楽しめます。足場も良く、初心者でも安心です。

トイレ:あり(各店舗や周辺施設)
駐車場:あり(有料・無料)
アクセス:東京メトロ東西線「妙典駅」から徒歩またはバス

「初めてでも安心!」子供と楽しむハゼ釣り完全ガイド【道具・場所・時期を徹底解説】江戸川放水路妙典駅側(提供:TSURINEWS編集部・藤田)

2.新左近川親水公園【東京】

遊具やデイキャンプ場、カヌーのレンタルなどもあり、ファミリーで楽しめる公園。護岸沿いにはゴロタ石が敷かれており根掛かりに注意が必要ですが、ハゼだけでなくテナガエビの魚影も濃いポイントです。

投げ釣りは禁止されているため、ウキ釣りやミャク釣りで足元を狙えばOK。初夏にはテナガエビ、夏から秋にはデキハゼと季節ごとの釣りが楽しめます。

トイレ:あり(園内各所)
駐車場:あり(公園内に完備・有料)
アクセス:東京メトロ東西線「西葛西駅」からバスで約15分

「初めてでも安心!」子供と楽しむハゼ釣り完全ガイド【道具・場所・時期を徹底解説】新左近川親水公園(提供:週刊つりニュース関東版 APC・岩井一彦)

3. 横浜・海の公園【神奈川】

特徴:横浜で唯一の海水浴場がある公園で、砂浜から安全にちょい投げ釣りが楽しめます。潮干狩りシーズン以外は比較的空いており、のんびり釣りたい家族におすすめです。

トイレ:あり(公園内各所)
駐車場:あり(有料)
アクセス:シーサイドライン「海の公園南口駅」「海の公園柴口駅」から徒歩すぐ

「初めてでも安心!」子供と楽しむハゼ釣り完全ガイド【道具・場所・時期を徹底解説】海の公園(提供:PhotoAC)

ハゼが釣れる季節と時間帯

ハゼはほぼ一年中釣れますが、家族で手軽に楽しむならベストシーズンがあります。

「初めてでも安心!」子供と楽しむハゼ釣り完全ガイド【道具・場所・時期を徹底解説】状況に応じて釣り場やポイントを変えよう(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

夏からシーズンイン

6月~7月頃になると、5cm~7cmほどのその年に生まれた「デキハゼ」と呼ばれる小さなハゼが釣れ始めます。このデキハゼは浅い場所に群れていて警戒心も薄いので、お子さんでも簡単に釣ることができ、入門に最適です。

「初めてでも安心!」子供と楽しむハゼ釣り完全ガイド【道具・場所・時期を徹底解説】夏は手軽に数釣りを楽しめる(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)

秋は成長した個体を狙える

8月を過ぎて秋が深まるにつれてハゼは10cm以上に成長し、引きも強くなってきます。数もサイズも狙えるハゼ釣りの最盛期と言えるでしょう。

狙い目は潮が動く時間帯

ハゼ釣りで最も重要なのが「潮の動き」です。潮が満ちてくる「上げ潮」のタイミングで、ハゼはエサを求めて浅瀬にやってきます。

そのため、満潮前後の潮が動いている時間帯が最も釣れやすいゴールデンタイムです。釣行前にはスマホのアプリなどで潮見表をチェックしておきましょう。

ハゼ釣りを楽しむための注意点

家族で釣りを楽しむために、安全面の配慮は最も重要です。以下の3つのポイントを必ず守りましょう。

1. 子供のライフジャケットは必ず着用する

万が一の落水に備え、お子さんには体に合ったサイズのライフジャケットを必ず着用させてください。これは釣り場での絶対のルールです。

2. 針の扱いは大人が管理する

釣り針は非常に鋭く危険です。エサを付けたり、釣れた魚から針を外したりする作業は、必ず大人が行ってください。

3. 熱中症対策とこまめな水分補給

日差しの強い夏場は、帽子をかぶり、こまめに水分補給をしましょう。定期的に日陰で休憩することも大切です。

ハゼのおいしい食べ方

ハゼは上品な味わいの白身魚で、江戸前天ぷらの高級ネタとしても知られています。釣った後の「食べる楽しみ」もハゼ釣りの醍醐味です。

ハゼのからあげ

サイズの小さなハゼは、からあげにして食べるのがおすすめです。下処理をして片栗粉をまぶし、じっくり揚げるだけ。頭から骨まで丸ごと食べられ、お子さんにも大人気の一品です。

「初めてでも安心!」子供と楽しむハゼ釣り完全ガイド【道具・場所・時期を徹底解説】ハゼのからあげ(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

ハゼの天ぷら

大きなサイズのハゼが釣れたら、定番の天ぷらに。丁寧に開いたハゼをサクッと揚げれば、お店のようなふわふわの食感が楽しめます。塩や天つゆでいただきましょう。

「初めてでも安心!」子供と楽しむハゼ釣り完全ガイド【道具・場所・時期を徹底解説】ハゼの天ぷら(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)

ハゼの刺身

身に厚みが出る晩秋以降の大型ハゼは、新鮮であれば刺身にすることもできます。透明感のある美しい白身は、まさに釣り人の特権です。

「初めてでも安心!」子供と楽しむハゼ釣り完全ガイド【道具・場所・時期を徹底解説】ハゼの刺身(提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

ハゼ釣りのQ&A

ここでは、ハゼ釣りに関する質問をまとめました。

Q1. 子供でも本当に釣れる?

釣れます。夏に釣れる「デキハゼ」と呼ばれる小さなハゼは警戒心が薄く、足元に仕掛けを落とすだけで簡単に釣れます。お子さんでも「初めての魚釣り」に成功しやすく、感動体験をプレゼントできます。

Q2. 釣ったハゼは持ち帰れる?

持ち帰れます。しかも大きなクーラーボックスは不要で、小さめのソフトクーラーでも十分です。氷や保冷剤を入れておけば鮮度を保てるので、とても手軽。釣れたハゼは唐揚げや天ぷらにすれば絶品で、気軽に「釣って食べる楽しみ」を味わえます。

Q3. エサとルアーはどちらが釣れやすい?

初めてならエサの方が釣れやすいです。特に虫エサ(ジャリメなど)は食いつき抜群で安定した釣果が期待できます。ルアー(ハゼクラ)は釣果よりもゲーム性を楽しむスタイルで、エサより難易度は高めですが、ヒットの瞬間は格別の面白さがあります。

手軽で奥深いハゼ釣りに挑戦しよう

ハゼ釣りは道具も仕掛けもシンプルで、初心者や子供でも安心して楽しめる釣りです。足元を狙うウキ釣りや感度抜群のミャク釣り、広範囲を探れるちょい投げ釣りとスタイルも豊富。季節ごとにサイズや釣り方が変わるので、何度挑戦しても新しい発見があります。

釣ったハゼは天ぷらや唐揚げなどで味わえば格別。家族や友人と一緒に、身近なフィールドでハゼ釣りの魅力を体験してみましょう。

「初めてでも安心!」子供と楽しむハゼ釣り完全ガイド【道具・場所・時期を徹底解説】気軽にハゼ釣りを楽しもう(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)

<藤田浩平/TSURINEWS編集部>

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