新鮮な魚を食せるのも釣りの魅力。今回は私の住んでいる宮城県下で、キャッチ＆イート、つまり、釣って楽しく食べて美味しいオススメのルアーターゲットを紹介します。
（アイキャッチ画像提供：WEBライター・阿部慶行）
阿部 慶行
・OceanRuler FIELD TESTER ・Mustad PROSTAFF ・VARIVAS FIELD TESTER ・fishingteam 漢SAKANA HUNTER所属 東北地方を拠点にロックフィッシュメインで釣行しており、北は北海道、南は九州とどこにでも行っちゃいます。その他ジギングでの青物やサーフからのフラットフィッシュを楽しんでおります。三度の飯より釣りが大好きです。
オススメのロックフィッシュ3選
宮城県の代表的なターゲットといえば、ロックフィッシュ。中でも特にオススメなターゲットは、アイナメ、クロソイ、マゾイです。食味も最高ですよ。
アイナメ
特にアイナメはかなり旨味成分が強いです。一度食べると口の中で三陸の風味がフワッと感じられるので、お酒が進むこと間違いナシ（笑）
東北を代表するターゲットがアイナメだ（提供：WEBライター・阿部慶行）私は小さい頃からこのアイナメを食べてきましたが、オススメの食べ方は刺し身、塩焼き、昆布〆です。薬味と一緒にタタキにして食べても絶品ですよ。
アイナメの刺し身（提供：WEBライター・阿部慶行）クロソイ
クロソイは臭みが全くなく、とても淡白な味なので、魚が苦手な人でも食べやすいと思います。すごくトルクのあるパワフルな魚で、釣り味としても最高です。
トルクある引きが楽しいクロソイ（提供：WEBライター・阿部慶行）クロソイにオススメの食べ方は、刺し身、塩焼き・漬け丼、煮付け、昆布〆で決まりです。これを食べると身体のパワーがみなぎってきますよ。
マゾイ
マゾイもクロソイ同様に臭みがなく淡白な味ですが、特にオススメな食べ方は、白出汁を使用しただけのお吸い物です。このシンプルな食べ方が絶品で、プルプルフワフワの肉質が白出汁の味と重なり合い、絶妙なハーモニーを奏でてくれます。疲れた身体にジワ～ッと旨味が染み渡るので、本当にオススメの食べ方です。
ロックフィッシュはいずれも底引き網などでは漁獲されにくいため、なかなか店頭では見かけることは少ないです。その分、高級魚として存在価値があるのですが、釣りにおいては比較的狙いやすいターゲットであることは間違いありません！
オススメのフラットフィッシュ3選
次のオススメはフラットフィッシュです。砂地が広がる仙台湾では、ヒラメ、マゴチ、カレイなどが生息しています。宮城の人には昔からなじみのある魚たちです。
ヒラメ
高級魚であるヒラメはサーフや堤防から狙えますが、白身で臭みがほとんどなく、食べやすい魚です。オススメの食べ方は刺し身、煮付けです。全国的にも人気のあるターゲットですね。
高級魚ヒラメも多い（提供：WEBライター・阿部慶行）マゴチ
マゴチも宮城県を代表するターゲット。夏になると多くのアングラーが狙いにくる人気のターゲットです。
マゴチも人気ターゲットだ（提供：WEBライター・阿部慶行）白身で臭みがなく、旨味成分たっぷりなのが特徴で、食していると口の中で甘みがどんどん広がってきます。夏のマゴチは本当に旨味が強いので、一度食べるとその味が忘れられなくなるでしょう。オススメの食べ方は、刺し身、天ぷら、昆布〆です。
カレイ
最後に紹介するのはカレイ。仙台湾と言えばカレイですね。老若男女問わず人気の魚で、昔から日本人になじみのある魚です。さっぱりとした味は、どんな料理にも合いますが、オススメは塩焼きと煮付けでしょう。カレイがオカズだとご飯が何杯でも食べれちゃいます。
日本時にはおなじみカレイ（提供：WEBライター・阿部慶行）宮城県には本当に多くのフラットフィッシュが生息しています。狙いやすいターゲットですので、広大な海を見ながら釣りを楽しんでほしいです。
宮城県で美味しい魚を狙おう！
今回は釣って良し、食べて良し…と言う宮城県下のターゲットについて紹介させていただきました。宮城県の釣りシーズンはまだまだ始まったばかりですので、皆さんに足を運んでいただき、「釣りと食」を楽しんでもらえれば嬉しいです！
＜阿部慶行／TSURINEWS・WEBライター＞
