ベイエリア専用「マイ」フィッシングボートのススメ カスタム法も紹介

ベイエリア専用「マイ」フィッシングボートのススメ カスタム法も紹介

オフショアフィッシングにおいて大きなアドバンテージとなる「フィッシングボート」。今回は、湾内のベイエリアに特化したフィッシングボートをご紹介いたします。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・杉浦永)

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Haruka_Sugiura

普段はボートからのベイフィッシングゲームがメインで、愛知県の衣浦港・衣浦マリーナから20フィートほどの湾内専用ボートで出船しています。シーバス・クロダイ・ロックフィッシュなど魚種を問わず、シーズナルゲームを楽しみながら、狙える魚は全て狙うスタンス。釣りの以外にも旅行を趣味として、歴史を学ぶのが好きです。

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マイボートのカスタム例

次にマイボートのカスタム例をご紹介します。

カラー

私の場合、ホームセンターで売っている市販の水性塗料(アサヒペン・無臭水性バリューコート・スレートグレー )で塗装しました。手軽に塗装や補修もでき、汚れが目立たないカラーを選びました。

ベイエリア専用「マイ」フィッシングボートのススメ カスタム法も紹介使用している水性塗料(提供:WEBライター・杉浦永)

水性塗料はハケが水で洗えるので使いやすいです。また、ボートはホワイトカラーが多く、太陽光の反射がきついですが、自船のようにスレートグレーカラーなら、太陽光を吸収するので反射を抑えて目に優しいです。一方で、夏は太陽光を吸収するので熱くなりやすい特徴があります(笑)。

イス

一升瓶ケースにクッション性のあるマットを取り付けて、イスが完成。固定されていないため、移動は自由自在です。足腰が悪い人でもこのイスを使えば座りながら釣りを楽しめます。

ベイエリア専用「マイ」フィッシングボートのススメ カスタム法も紹介イスは一升瓶ケースを利用(提供:WEBライター・杉浦永)

ロッドホルダー

丈夫な塩ビパイプを加工して作ったオリジナルロッドホルダーです(水道用硬質ポリ塩化ビニル管HIVP40・内径40mmを使用)。ボート用ロッドホルダーですと、2、3年で耐久性が弱くなって割れやすいと言うのが問題点なのですが、特注ロッドホルダーは塩ビパイプを加工して作ってもらったので頑丈で割れにくく、劣化しにくいのが最大のメリットです。

ベイエリア専用「マイ」フィッシングボートのススメ カスタム法も紹介塩ビ製のロッドホルダー(提供:WEBライター・杉浦永)

タモホルダー

ロッドホルダーと同じ材質で作ったタモホルダーです。瞬時にタモの抜き入れが可能で、邪魔にならないこともメリットです。

ベイエリア専用「マイ」フィッシングボートのススメ カスタム法も紹介タモホルダー(提供:WEBライター・杉浦永)

小道具入れ

ロッドホルダーと同じ材質で作った小道具入れです。ペンチ、ハサミ、フィッシュグリップなどの収容を可能にしています。魚が釣れた時にすぐにペンチが使えたり、リーダーが切れた時にすぐにハサミが使えて便利です。

ベイエリア専用「マイ」フィッシングボートのススメ カスタム法も紹介小物入れも塩ビで(提供:WEBライター・杉浦永)

横付けフェンダー

フェンダーを横向きにして、アイプレートとナイロンロープで固定し、結び目が小さくなるように電線配線の圧着スリーブでナイロンロープを繋いでいるので、丈夫で見た目もすっきりしています。

ベイエリア専用「マイ」フィッシングボートのススメ カスタム法も紹介フェンダーは横付け(提供:WEBライター・杉浦永)

走行時に上げ下げをしなくても良いし、停泊時もボートを傷つけないし、見た目も良いです。一般的な縦の吊るし型フェンダーだと走行時の上げ下げが面倒だし、ぶつかった時に衝撃を吸収してくれる面積も少ないので、横付け型をオススメします。ちなみに素材はpolyform (ポリフォーム )製フェンダーG-1・ブラック (89×330mm)を使用しています。

タイヤ

船首にはレーシングカート用のタイヤを3つ付けてあります。これによりタイヤを船着場にぶつけて、前進を入れておくことで安定して乗り降りを行えます。また、釣りをしている際に障害物などにぶつかった時のクッションになります。

ベイエリア専用「マイ」フィッシングボートのススメ カスタム法も紹介着岸しやすいタイヤ設置(提供:WEBライター・杉浦永)

電気系統集合スイッチ

BlueFire製DC12V/24V・防水スイッチパネルLED回路で 各スイッチにヒューズ付き。本体サイズは18cm×11cm ×7.5cmのタイプを使用しています。防水性の集合スイッチに全ての電源を引き込み取り付けてあります。操船時に手元にあるから安全で使いやすいです。

ベイエリア専用「マイ」フィッシングボートのススメ カスタム法も紹介操作しやすいスイッチパネル(提供:WEBライター・杉浦永)

次のページで「釣果を上げるためのボート構造」を解説!