今回は、ライトゲーム大好きな筆者が釣行時に使っているタックルボックスをチェック。ボックスそのものや中身、そして収納術、お勧めアイテムなどを紹介していきます。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・辻原伸弥)
私のタックルボックス
先日の編集部の方との電話での打ち合わせ中に、「辻原さんのタックルボックスの中身を紹介して頂けませんか?」とお願いされた。
確かに人のタックルボックスは、釣り人なら誰でも大変興味をそそる。どのようなモノが入っているのか?普段、どのようなことを考え釣りをされているのか?タックルを収納するボックスではあるが、言いかえればその中には釣り人それぞれ考え方や、持ち主の釣りのスタイルや性格が凝縮されていると言っても過言ではないはず。
現在に至るまで、様々なTVや動画・雑誌の取材時にスタッフさんからよくお願いされたが、必ず丁重にお断りし続けた企画でもある。その理由は「企画・開発中のアイテムがあるから!」と表向きには答えているが……普段の釣りのスタイルだけでなく、整理整頓が苦手な性格がバレてしまうことが1番の理由かもしれない(笑)。
長くお世話になっている「つりニュース」社のお願い、またCOVID19(新型コロナウィルス感染症)で外出自粛要請でのお家時間の暇つぶしに、今回は特別に「辻原伸弥のタックルボックスの中」を紹介してみたい。
一つはメイン、もう一つは開発用
現在、メバリングをメインにしたライトゲームの釣りでは、同型のタックルBOX二つを使用している。一つはメインでいつも使っているBOX。二つ目は開発を含めた単独テスト釣行専用に使用しているBOX。試作品で無造作に埋め尽くされたこちらのボックスの中身は、開発中のモノや、まだまだ企画初期段階の工作レベルのモノと盛り沢山。勿論、このBOXは立場上大人の諸事情から決して人に見せることはできない。了承頂きたい。
各種類のジグヘッドにワーム、プラグ、ハサミやペンチなどの道具を含めて、ライトゲームでの釣りでは、細々したモノが何かと多い。それらタックルを、収納できる入れ物が必要となる訳で、ウエストバッグやショルダーバックなど、長年色々なタイプの収納ケースを使ってきた。
収納力、見た目のデザインも気になるが、収納がわかりやすく取り出したいモノがすぐに取り出せる使い勝手のよさが1番求められる。魚釣りにおいてはルアーの交換や、再びラインシステムを組む場合、速やかに行うことで、キャストの回数が増えて魚のヒット率も向上すると考えている。
TB3000を愛用
そんな数々経験から、現在では「TB3000」を好んで使用している。
お気に入りポイントとして、まずは、安定感のいいロッドホルダー部。ライトゲームで使用するロッドは、細く繊細で地面に置くのは忍びない。そんなロッドを2本立てられることは大変ありがたい。反対側にはバーサス社の小物BOXとカップホルダーをセットしている。
正面のメインのストッパーを外すと蓋部分が開き、さらにその上部を開くと底部分が開く2段構造。万が一、メインストッパーを締め忘れて持ち上げても中身が引っ繰り返らない安心構造が嬉しい。