釣行後のロッド『メンテナンス』術 手順や必要頻度について解説

釣行後のロッド『メンテナンス』術 手順や必要頻度について解説

釣行後に、つい面倒でメンテナンスを怠り、ロッドがサビてしまったり折れてしまった人はいないだろうか。見落としがちなロッドのメンテナンス方法を紹介します。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 編集部)

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お役立ち その他

メンテナンスの頻度

では実際にどのような頻度でメンテンナンスを行えば良いのだろうか?

納竿時のから拭き

から拭きだけでほとんどの汚れを落とせる。簡単でササッとできるので毎回おこなう。

ぬるま湯で水拭き

毎回行うのが好ましい。釣行ひん度が多い人は、2~3回ごと、ロッドの汚れの目立つ時に行うといい。

ロッドのコーティング

コーティングはぬるま湯での水拭きの後にまとめておこなうといい。

ロッドコーティングのメリット

最近では様々な市販のロッド用コーティング剤が販売されている。主にスプレー式やウェットティッシュ式がある。どちらもロッドにコーティング剤を吹きかけたり塗った後、乾いた布で拭き取るものが多い。釣り具店で販売している。

ロッドをコーティングする事で得られるメリットは下記の通り。

汚れにくく奇麗な状態を保ちやすい

表面をコーティングすることで汚れが付きにくくなるため、奇麗な状態をキープできる。

撥水により操作性が上がる

コーティング剤には撥水効果があるものが多く、水分を含んだラインがロッドにべたつくことを減らす。フカセ釣りなどでは特に効果的だ。

コーティングする部分と注意点

基本的にリールシートより上の部分とガイド部である。リールシートやグリップ部など、アングラーが触れる部分にコーティングしてしまうとロッドを持った際にツルツルと滑ってしまいトラブルの要因となるので要注意。

<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2020年5月8日号に掲載された記事を再編集したものになります。