滋賀県草津市に5年間住み、その後も釣りはもちろん、仕事でも訪れるほどの縁ができた琵琶湖。バス釣りは巻物オンリー、陸っぱり目線の筆者の主観も含みますが、釣り場周辺のグルメ、ショッピング、観光情報を中心に、「オススメ立ち寄りスポット」を紹介。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・宇佐美 岳洋)
琵琶湖大橋周辺
琵琶湖の南北の境が琵琶湖大橋。琵琶湖大橋というと、ボートから世界記録の10kg台のバスが釣れたことで有名ですね。現在も平日、休日問わず多くのボートが集まる釣り場です。
大型ショッピングモールピエリ守山
オススメ立ち寄りスポットとして、隣接する「ピエリ守山」を紹介します。
2008年9月にオープンした「ピエリ守山」は、「わんわん王国」という日本最大級の犬のテーマパークの跡地に建てられました。近年は「明るい廃墟」、「生きる廃墟」、「ネオ廃墟」など廃墟モールとして話題となりましたが、2014年にリニューアルオープンすると見事復活。
釣りのお昼はクリスピークリームドーナツによく並んでいました。ちなみに、クリスピークリームドーナツは2019年閉店し、現在はジャックインザドーナッツというお店にかわってます。食べなきゃ!
お花畑は健在
インスタ映えスポットのお花畑!写真は2019年1月の菜の花畑です。夏にはヒマワリ畑になることで有名。「琵琶湖大橋のとこの花畑」と呼んでいましたが、正式名称は「第1なぎさ公園の菜の花畑」とのこと。ハマヒルガオ群生地も近くにあり、ここのお花は昔からかわりませんね。
湖岸ではコイ釣りを見かける釣り場です。
木の浜、赤野井周辺
木の浜は湖岸道路を挟んで陸側の水路に数多くの釣果があります。基本的にプリスポーンとアフタースポーン、そして真夏と、巻物しか投げない私にとってボウズ回避の釣り場なんです!足元が基本的にはコンクリートなので危険は少なく、小さいお子さんもよく見かけます。
しかしスポーニング期で有名な赤野井は釣果ゼロ。「赤野井といえばスポーニング期!」と耳にしますが、どうやったら釣れるのか・・。修行が足りません。
この周辺のオススメ立ち寄りスポットは、残念なことに現在は全て消滅…。建造物などを湖岸駐車場の目安にしていた方もいると思いますので紹介させてください。
風車、無くなる(風力発電)
いつ見ても回っていない風車が無くなりました。琵琶湖博物館のある烏丸半島内に2001年、日本最大級の風力発電施設として設置されましたが、発電事業として成り立たず2019年に解体。
ハスも全滅
また同じく烏丸半島の湖岸北側にあった日本最大級のハスの群生地も2016年、原因不明で消滅。
日の出前、ハスの開花を友人と自転車をこいで見に行った青春の1ページを思い出しますが、「この時期はフロッグか、いやスイレンとは違うか」、「ラバージグのトレーラーは何にしようか、常吉リグもいいね」と頭をフル回転させ、ハスの花より、バス釣りのことで頭が一杯でした。
近江大橋周辺
近江大橋は有料道路でしたが、2013年から通行が無料になりました。去年の大掃除で近江大橋の黄色い回数券が出てくるも、2014年6月25日で払い戻し終了とのこと…。もしお持ちの方は一緒に良き思い出に浸りましょう!
イオンモール草津
ピエリ守山とほぼ同時期の2008年11月、当時西日本最大級の商業施設としてオープンした「イオンモール草津」。オープニングスタッフでレジ打ちのバイトをしていたというのは個人的な思い出です。日本のどの地域にもある「イオン渋滞」は草津でも平日の夕方、土日を中心に発生していますし、通勤通学の要所でもあるので、近江大橋を渡る際は時間に余裕をもって行動してくださいね。
帰帆島
近江八景のひとつ「矢橋帰帆(やばせのきはん)」がこちら。現代では浮世絵に描かれる場所が埋め立てられ人工島になっています。島内は足元がコンクリートなので歩きやすいですが、水面よりかなり高い位置になるので、落水にはくれぐれもご注意を。
足元でのヒットが多く、ルアーを水面から回収する瞬間まで目が離せません!夏場はウィードの茂り方がハンパないので私はバスより、ブルーギルより、ウィードの釣果がほとんどです。
瀬田の唐橋
帰帆島でも触れた「近江八景」とは、室町時代に詠まれた八首の和歌から生まれた景勝地です。「勢多夕照(せたのせきしょう)」がこちら。現在は「瀬田」と表記されています。
歴史好きの私は「瀬田の唐橋」の歴史を語りたいのですが、ここでは割愛。歴史好きの方には間違いないオススメ立ち寄りスポットです!
釣り場としては、唐橋の北側から近江大橋までが主戦場です。こちらではボートの練習が盛んなので気を付けてキャスティングしたいですね。4月以降は用水路の流れ込み周辺で、クランクベイトのタダ巻きがオススメです。足元でもヒットするので気が抜けないですよ。