人生4度目の磯フカセ釣り 会心のアワセで40cmクロ手中【大分】

人生4度目の磯フカセ釣り 会心のアワセで40cmクロ手中【大分】

2月中旬、またまた大分県南の深島(佐伯市蒲江)へ、磯フカセ釣りへ行って参りました!お世話になったのは、蒲江港から出船の正福丸。深島の磯は浅いタナで狙えるので、初心者の私にも挑戦しやすいエリアです。

大分県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・ヒカリ)

アバター画像 TSURINEWS編集部

海釣り 磯釣り

深島の磯でフカセ釣り

午前6時、船着き場に集合して、朝の見回り便で深島の磯へ上がりました。天気は晴れてくれましたが、風が強く、海も前日のウネリが残っているため、上がれる磯も限られているとのことで、船長がなるべく釣りや撮影がしやすい磯を探してくれました。

海にウネリがある場合、酔いやすい人は酔い止めを飲んでおいた方が良いと思います。私は酔い止めを忘れたため、移動で気分が悪くなってしまい、着くなり休憩。午前中はあまり釣りができず、何も釣れないまま昼の見回り便が来ました。

船長から「予報と真逆の風が吹いてますもんね。風向き考えて、足場は悪くなるけど、まだ釣りになる磯に乗ってみますか?」と言われ、向かい風とウネリが強くて釣りがむずかしかったので、船長の考えてくれた場所へ移動させてもらいました。

着いてみると、荷物を下ろすのもひと苦労。船長が「荷物はこの辺に置いて、釣りはこの辺りが狙いめです」と教えてくれます。磯に乗ると、思わず「崖ですか?」と、少し狭くてドキドキしましたが、私も4回目の磯釣りで、少しレベルアップしました~!

当日の仕掛けとエサ

人生4度目の磯フカセ釣り 会心のアワセで40cmクロ手中【大分】タックル図(作図:週刊つりニュース西部版 APC・ヒカリ)

フカセ釣りの仕掛けは、棒ウキを使いました。これがあると見やすくて、私にとってアタリの感覚をつかむための必須アイテムになっています。

まきエサ

まきエサは、グレパワーV9徳用、V10、V11、プレミアムレッドグレ、パン粉。

人生4度目の磯フカセ釣り 会心のアワセで40cmクロ手中【大分】使用したまきエサ(提供:週刊つりニュース西部版 APC・ヒカリ)

つけエサ

つけエサは、生イキくんMサイズ、くわせオキアミ・スーパーハードMサイズ、Gクリル・レッド&イエローを使用しました。

人生4度目の磯フカセ釣り 会心のアワセで40cmクロ手中【大分】使用したつけエサ(提供:週刊つりニュース西部版 APC・ヒカリ)

会心のアワセで35cmクロ

風もあり、サオがあおられることもありましたが、足元にはたくさんの魚影が見え、それだけで気分が良くなります。

午後0時30分、釣りを再開。準備をしてから、最初に足元にまきエサをしました。「エサ取りを寄せて、クロが狙いやすくなる」とテレビで見たので実践。それから仕掛けを投入します。まきエサも狙った所に投げることができました。

タナは2ヒロに設定していて、30秒ほど待つとウキが沈んだので、イトフケを取ってアワセを入れました!力強い引きで、サオが真ん中からしなっていて、ゆっくりサオを持ち上げてくると「青い!クロだ~!」。釣れました。大きさは35cmぐらいですが、アワセが決まって最高です。

魚の活性が良くアタリ度々

その後も魚の活性が良く、カワハギや手の平サイズのクロなども釣れて、小さい魚はすべてリリースしました。全体的にアタリが多く、ウキが沈むたびに「クロなのか、エサ取りなのか?」と、アワセのタイミングを見極めるための練習にもなりました。すぐに魚が掛からないのもクセになってしまいますね。

4時に終了。とても満足のいく釣行になりました。まきエサをたくさん散らかしたので、清掃や片付けは大変でしたけどね。足場の悪い磯場での釣りでは、ケガや事故のないように気を付けてくださいね。

人生4度目の磯フカセ釣り 会心のアワセで40cmクロ手中【大分】同行者は40㎝オーバーも(提供:週刊つりニュース西部版 APC・ヒカリ)

当日の釣果

港に着くと、前回一緒だった正福丸のお客さんがいて「今日は釣れたかね?」と聞かれ、堂々とクーラーの中を見せることができました。全体的に小さめだそうで、別のお客さんのクーラーを持つと、さすがに私の釣果とは比べものにならない重さでした。

磯選びでは撮影など配慮いただいた船長・若船長、ありがとうございました。次は尾長に出会いたいです~。

人生4度目の磯フカセ釣り 会心のアワセで40cmクロ手中【大分】2人分の釣果(提供:週刊つりニュース西部版 APC・ヒカリ)

<週刊つりニュース西部版 APC・ヒカリ/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
正福丸
出船場所:蒲江浦
この記事は『週刊つりニュース西部版』2020年3月13日号に掲載された記事を再編集したものになります。