鹿児島県薩摩川内市の上甑島(かみこしきしま)・里の磯では、依然としてイシガキダイの食いが活発だ。11月13日に釣行したときの様子をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・松田正記)
上甑島でイシガキダイ狙い
上甑島・里のイシガキダイは真冬を除けばおおむね狙えるが、活発な食いを見せるのは秋から初冬にかけて。磯からガンガゼや赤貝をエサにしたブッ込みや宙釣りで狙う。
当日のイシガキダイタックル
午前5時すぎ、獅子の口周辺で地寄りの磯に渡った。エサはガンガゼと、エサ持ちがいい真空パックのくわせ赤貝だ。ハリは掛かりがよくて強固な石鯛ワイヤーを使い、まずはぶっ込み釣りで様子を探った。
浅ダナ10mで本命イシガキダイ1.3㎏キャッチ
朝は冷えて潮の流れが速い。水温の低下を予想し、ガンガゼで15m前後の深ダナを探る。
しかし、エサ取りもおらず、反応がないので、赤貝に替えて足元を宙釣りで狙ってみた。すると10mの浅ダナで反応が出た。
大アワセを入れると乗った。魚は真下へ突っ込んだ後に横に走る。本命と確信し、リールを力強く巻くと、1.3kgほどイシガキダイが水面を割った。
イシガキダイ1㎏級を2尾追釣
その後、1kg級を2尾追加。入れ食いを予想したが潮の流れが鈍くなると、10時すぎに納竿した。
現地の水温は同日現在で21度ほど。18度台までは期待できるので、もう少し先まで狙えそうだ。
<週刊つりニュース西部版 APC・松田正記/TSURINEWS編>