7月26日、盛期に入ったウナギを狙って三重県伊勢市の宮川へ釣行した。前回の釣行では8匹キャッチしており、エサのアケミ貝があれば爆釣も予想できたが、そのアケミ貝が入手できない。あれば釣れることが分かっているのに悔しい。なんとか入手したカメジャコと、現地で調達したテナガエビを使った。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース中部版APC・石川友久）
TSURINEWS編集部
宮川でウナギ釣り
自宅を午後1時に出発、釣具店やエサ店を巡ってエサのカメジャコを入手し、現地に到着したのは5時30分くらい。微風があり、強い日差しは傾きかけている。なんとか釣りができそうだ。
釣り場の様子（提供：週刊つりニュース中部版APC・石川友久）まだ日が残るが午後5時45分に釣り開始。やはり当たりエサのアケミ貝がないことは釣果に大きく影響する。なかなかアタリが出てくれない。ちなみに、この場所はアケミ貝が当たりエサだが、ウナギはカメジャコやミミズも通用する。
夕焼けを見ながらくつろぐ妻（提供：週刊つりニュース中部版APC・石川友久）カメジャコでも釣れるはずだと信じて続けていると、1時間後に大きくサオが曲がった。釣れたのはゲストのキビレだったが、釣れればそれはそれで面白い。おいしい魚なので処理してクーラーに保管する。これでボウズは回避できた。次は本命のウナギだ。
良型のキビレをキャッチ（提供：週刊つりニュース中部版APC・石川友久）本命ウナギ顔見せ
前回はよく釣れたので忙しかったが、今回はアタリを気長に待つ釣りだ。星空を見上げる余裕もある。名古屋は星が少ないので関心がなかったが、ここは星の数が多い。本来はこのようにたくさん星が見えるのだろう。
日が落ちる（提供：週刊つりニュース中部版APC・石川友久）そして午後9時ごろ待ちに待ったアタリ。すぐに上げずそのまま待ち、サオが大きく曲がった瞬間にアワセを入れると手応えを感じた。この重量感は多分ウナギだ。慎重に寄せて魚影を確認。
良型ウナギをキャッチ（提供：週刊つりニュース中部版APC・石川友久）今回はこの1匹だけだったが、当たりエサがないなか価値ある1匹だ。数は前回に届かないが、工夫でキャッチしたという達成感は前回より大きい。
テナガエビにも反応
この後、釣り場の周辺で捕まえたテナガエビにもアタリがあったが、途中で軽くなり痛恨のバラシに終わった。
現地調達したテナガエビ（提供：週刊つりニュース中部版APC・石川友久）エサはやはりアケミ貝が一番有効だが、当面は入手できなさそう。今回はカメジャコと現地調達のテナガエビが有効だった。限られた条件下で、またアプローチしたい。
＜週刊つりニュース中部版APC・石川友久／TSURINEWS編＞
宮川
