11月29日は愛知県の半田港へヒイカ調査に出かけた。ヒイカの釣果が気になり、仕事の昼休みに半田周辺に住んでいる釣り仲間に連絡すると「今晩調査に行くよ」と返事があったので、私も行くと即答。ヒイカに関しては知識がないためネットで釣り方を調べた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤洋輔)
半田港でヒイカ釣り
ヒイカの釣り方は大きく分けて2つあり、1つは磯ザオに生きた藻エビを使う方法。もう1つはライトタックルにスッテという小さなルアーを使う方法のようだ。ライトタックルを持っていたため、今回はスッテの釣り方に挑戦してみた。
仲間にお勧めのスッテを聞き色違いをいくつか購入、午後9時に半田港へ向かった。半田港には常夜灯がいくつか設置されており、常夜灯の近くにはすでに釣り人がたくさんいた。仲間に連絡すると釣り座を確保してくれており、集魚灯も用意されていて一段と明るい釣り座だった。
仲間は磯ザオに藻エビの仕掛けを2つセットしている。1つはウキなし、もう1つは電気ウキで自由に動く仕掛けだ。
低活性のなか藻海エビでヒット
ライトタックルに購入したスッテを準備して早速釣りを開始する。コツを聞きながらスッテを操作。ヒイカはボトム付近にいることが多いので、しっかりボトムまで落としてアクションを繰り返したがヒットせず。
すると仲間の電気ウキが「スー」と横に流れた。「乗ったかな?」とゆっくり磯ザオを上げると、一番下の仕掛けにヒイカがヒット!これで10匹目。この日のピークは午後4時から6時で、それから約3時間たってようやく釣れたそうだ。
藻エビとスッテどちらの釣り方が効率的かと聞くと、活性が高いときはスッテ、活性が低いときは藻エビとのこと。活性の高い低いは日によって異なるため、磯ザオをセットしながらスッテで広域を狙う釣りスタイルがお勧めらしい。その後もアクションのコツを聞きながら実践したが、スッテでは釣れなかった。
ルアーで30cmセイゴ登場
諦めようとしたところ急に水面が騒がしくなってきた。セイゴがベイトを追っているようだ。よく見るとマダカサイズもたくさんいる。私はマイクロジグに変更して狙ってみる。追いかけてはくるが目の前で見切られる状態が続くが、まるで管理釣り場のようで楽しくなってきた。
カラーやサイズを変更しながらマイクロミノーを投げたところ、ついに30cmのセイゴがヒット!ライトタックルでは抜き上げることができず、仲間に助けてもらいなんとかキャッチした。結局、セイゴ10匹、ヒイカ16匹を釣ることができた。
今回のようにヒイカを狙いながら常夜灯や集魚灯に寄ってくるセイゴを狙えばお土産は確実にゲットできそうだ。半田周辺でヒイカが狙えるポイントは、半田港・半田大橋・亀崎漁港だ。
<週刊つりニュース中部版APC・伊藤洋輔/TSURINEWS編>
半田港