嘘みたいだが、本当に海上でリモートワークと釣りを両立させている会社があった。その名は『bluecode株式会社』。実際に同船し、釣りを楽しみながら仕事をこなす同社の1日に密着取材した。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部・河野)
海上リモートワークに密着
bluecode株式会社は、ITコンサルティング、ソフトウェアのプロトタイピング・技術調査などを事業として展開している会社だ。
一見お堅い企業にも見えるが、とんでもない。釣り人必見の「釣り補助」や「船舶免許取得援助」、「サーフクラブ会員補助」といったユニークな福利厚生がたくさんあり、全員がフリーランス(業務委託)採用で、フルリモートも可能という次世代の働き方を推進している会社なのだ。
また会社で所有するボートも3艇あり、平日に出船して船の上で仕事をしながら釣りをするメンバーもいるとのこと。
そんなbluecode株式会社での働き方がどのようなものか気になり、密着取材を実施。指定された集合場所はオフィスではなく神奈川県横須賀市にあるマリーナ「シティマリーナヴェラシス」。
どうやら、会社で所有する大型のクルーザーで打合せなどの業務をこなしつつ、社内のメンバー複数人でタイラバを楽しむようだ。
社内艇の大型クルーザーがオフィス
当日「釣行&リモートワーク」に使用した社内艇は「ヤマハEXULT38 CONVERTIBLE」。ラグジュアリーな居住空間を備え、ビッグゲームフィッシングも対応できる釣り人なら誰しもが憧れる大型クルーザーだ。
カジキ釣り大会にも参加
実際にこの社内艇でカジキマグロの国際大会「JIBT国際カジキ釣り大会」に参加したこともあるという。
5Kモニターも設置
広々とした居住空間には、4〜5名がゆったりと座ることができるソファが両サイドにあり、その前には5Kモニターが設置されていた。
衛星インターネットも完備
この社内艇には衛星を活用したブロードバンドインターネット「スターリンク」が搭載されているため、電波の無い大海原でもインターネット接続が可能。釣りを楽しみながら、船の上でWEB会議や商談をすることができるのだという。
密着取材時も社内メンバーの一人である輿石さんが船上でミーティングをしており、ここが「オフショアオフィス」と呼ばれているのも頷けた。