嘘みたいだが、本当に海上でリモートワークと釣りを両立させている会社があった。その名は『bluecode株式会社』。実際に同船し、釣りを楽しみながら仕事をこなす同社の1日に密着取材した。
（アイキャッチ画像提供：TSURINEWS編集部・河野）
TSURINEWS編集部
移動中にリモートワーク
午前11時頃出船。当日は快晴で風も全くない凪状態だった。ポイント到着までは30分程度。この移動時間中、伊賀社長と輿石さんは雑談を交わしながら、キャビンの中で業務を進めていた。
ポイント到着までの時間を有効活用（提供：TSURINEWS編集部・河野）浦賀沖でタイラバ
30分後に浦賀沖のポイントへ到着。マダイの釣果がポツポツと上がっている場所のようだ。この日仕掛けとして使用したのは、「ジャッカル・ビンビンスイッチ80g」。普通のタイラバヘッドとは少し異なる形状のものを使用した。
当日使用したジャッカルのビンビンスイッチ（提供：TSURINEWS編集部・河野）サバフグから顔見せ
実釣開始直後、伊賀社長が幸先よく竿を曲げた。「叩かないから外道だと思う」と冷静なコメント。上がってきたのはサバフグ。掛かったサバフグのすぐ後ろに別のサバフグが数匹ついていたので、サバフグパレードを予感させるファーストフィッシュとなった。
この日のファーストフィッシュはサバフグ（提供：TSURINEWS編集部・河野）早々に本命マダイが登場！
その流れで、輿石さんの竿にもヒット。引きは強くないものの、巻いてくる途中竿先が数回叩かれ、船内のテンションもグッと上がった。浮いてきたのはマダイ。小ぶりだが、今回の本命をキャッチできた輿石さんは満面の笑みで撮影に応じてくれた。
本命のマダイをキャッチした輿石さん（提供：TSURINEWS編集部・河野）船舶免許取得支援制度もあり
30分程度同じポイントを攻めた後、ポイント移動。途中で同社広報担当の山下さんも操船。
山下さんは会社の福利厚生制度である「船舶免許取得支援制度」を利用して、免許を取得。船舶免許を取得してまだ日は浅いものの、見事にポイントに船をつけていた。
免許を取得すれば大型のクルーザーも操船可能（提供：TSURINEWS編集部・河野）山下さんからは「仮に船舶免許を取得しても、実際に船を運転する機会って普通だとそう多くはないですし、ましてこんな大きなクルーザーを運転できるのはすごく恵まれた環境だと思います」と操船中に語ってくれた。
ポイント移動でマダイ追加
12時ごろに第二ポイントへ移動。水深は40mほどで、最初より10m深いポイントだった。
このポイントで最初に竿を曲げたのは、輿石さん。底から10巻き程度で食ってきたとのこと。先ほどのポイントで釣ったマダイと同じサイズのマダイをキャッチし、釣果を重ねた。
この日2匹目となるマダイをキャッチした輿石さん（提供：TSURINEWS編集部・河野）
