海釣りタックルを流用した野池バスフィッシングで良型バスをキャッチ【三重】

海釣りタックルを流用した野池バスフィッシングで良型バスをキャッチ【三重】

ベイトフィネスタックルを用いて、三重県の野池で手軽な短時間釣行を楽しみました。シャロークランク「グリフォン」を駆使し、減水と濁りが薄くなった秋のフィールドでブラックバスをキャッチ。ライトタックルならではの繊細な釣りと引き味を堪能しつつ、短時間でも効率的に結果を出すポイント攻略をお届けします!

三重県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

アバター画像
田村昭人

近畿圏でイカや根魚、バス、船ジギングと様々なルアーフィッシングを楽しむ単独釣行メインアングラーです。

×閉じる

ブラックバス ルアー&フライ

三重の野池で短時間のバスフィッシング

ベイトフィネスタックルを使用し、シャロークランクで隙間時間に野池へ釣行しました。2時間という短時間でしたので、ライトなタックルを用い、子バスと遊ぶお気軽スタイルの釣行でした。

曇り空の日中、近くの野池に足を運ぶと、かなり減水しており、水の濁りが薄くなってクリアに近づいていました。ちょうど秋から冬に移り変わる状況でした。

海釣りタックルを流用した野池バスフィッシングで良型バスをキャッチ【三重】釣り場はかなり減水していた(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

使用したタックル

7フィートのライトソルトゲーム用ベイトフィネスロッドを使用し、リールはダイワの月下美人AIRTW、ラインはPE0.6号、リーダーはエギング用のフロロカーボンライン(2.5号)を組み合わせました。

ルアーはメガバスの3代目SR-Xグリフォンのみを持参し、道具も少なく手軽に楽しむスタイルで挑みました。

幸先よくバスをキャッチ

桜の木があるこの野池では、二度咲きの桜が見頃を迎えており、季節の移ろいを感じながら心地よい雰囲気の釣り場でした。

海釣りタックルを流用した野池バスフィッシングで良型バスをキャッチ【三重】二度咲きの桜(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

まず、グリフォンのクリアなブルーギルカラー「GILLKKO」を選びました。濁りが薄くなっているため、このカラーを使用し、ベイトフィネスで木が水面まで張り出し、かけ上がり途中に沈木があるポイントにキャスト。

グリフォンは1.3mしか潜らないピンボールアクションが特徴で、倒木や沈木に当たっても回避しやすく、カバー打ちに最適なシャロークランクです。

沈木に「コン」と当たり回避したタイミングでガツンとヒット。丸々と太った良い体型のブラックバスを釣ることができました。ベイトフィネスロッドが綺麗に曲がり、このサイズのバスでも十分楽しめました。

海釣りタックルを流用した野池バスフィッシングで良型バスをキャッチ【三重】幸先よくバスをゲット(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

次に風が当たり、時折太陽の日差しが差し込む枯葉が溜まったポイントにキャストしましたが、何かに引っかかり、上げてみると沈木に絡まった太いラインが原因で細いラインが巻けなくなり、グリフォンをロストしてしまいました。

ルアーチェンジでバス追加

続いて、「DDGILL」のカラーに切り替え、少し沖にキャストして巻いてみると、足元の沈木に差し掛かった瞬間にヒット。可愛らしいサイズのバスを釣ることができました。

海釣りタックルを流用した野池バスフィッシングで良型バスをキャッチ【三重】カラーチェンジでバスを追加(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

その後、減水しているものの濁りが残る隣の野池へ移動しました。この池も沈木が多く、さまざまな障害物が散在していました。沖の沈木周りを狙うも反応がなく、護岸エリアにも当たりがありませんでした。

対岸の張り出した木の下にキャストして巻くと、すぐに沈木に当たり、ピンボールアクションで回避したところで再びガツンとヒット。遠投後のヒットでバスの走る引きを存分に楽しみながらキャッチしました。このバスも丸々と太った綺麗な魚体でした。

ここで2時間が経過したため、納竿としました。

海釣りタックルを流用した野池バスフィッシングで良型バスをキャッチ【三重】良型のバスをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

釣り終了&振り返り

3匹目を釣り上げたところで15時となり、納竿としました。ビッグベイトを使用した釣りも楽しいですが、このようなライトなタックルを用いたシャロークランクでの短時間釣行も大変魅力的です。ワームの方が根掛かりしにくいポイントでも、プラグで釣る楽しさを満喫しました。

前日の雨による水温低下がありましたが、グリフォンには好反応が見られました。どちらの池もブルーギルが生息しているため、ブルーギルカラーのルアーでシンプルに結果が出ました。

沈木が多いポイントでは、沈む捨てラインが絡みやすく、細いラインを使用するベイトフィネス釣法には特に注意が必要です。今後も安全に楽しめる釣りを心掛けたいと思います。

<田村昭人/TSURINEWSライター>