8月11日、タイにあるバラマンディ釣り堀「Pilot111」にてバラマンディ釣りをおこなった。現地で購入したシンキングペンシル「CODE」にカスタムを加え、試行錯誤を重ねながらバラマンディを攻略。反応が集中する風下のポイントを見極め、ルアーアクションやリーダーの長さを細かく調整して挑んだ釣りの模様を詳しくお届けしよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・平井廉益)
バラマンディを求めてタイ遠征釣行
前日の釣行から、バラマンディの趣向がフォールベイトに傾いていることが分かっていたため、当日はシンキングペンシルを用いて釣りを展開することとした。
釣行準備時はシャッドでのジャーキングの釣りを想定していたため、シンキングペンシルを持ち合わせておらず、Pilot111の売店にて「CODE」というシンキングペンシルを購入した。バラマンディは反転するバイトが多く、外掛かりが想定されたのでフックを純正から瞬貫トレブル#12に変更し釣りを開始した。
バラマンディをキャッチ
ルアーをキャストしボトムまで沈め、2~3回軽くシャクり上げ再びボトムまでフォールを繰り返して狙っていく。
すると、足元でバイトがあったがハリ掛かりしない。フォールのスピード感が遅く、見切られている可能性を考慮し、少しテンションをかけてからフォールさせることでルアーの姿勢を崩し、若干フォールスピードを速くして狙っていく。
先ほどと同様に足元で下から食い上げるようにバイト。今度はしっかりハリ掛かりして、無事に1尾目をキャッチ。
セッティングを変更
CODEの純正のフォールスピードより少し速めがいいと判断し、リーダーを少し短くしてラインのアンカーを少し減らし、フォール姿勢を若干前上がりにすることでフォールスピードが少し早くなるようセッティングした。
しかし、後が続かずほかにバラマンディが差し込むポイントを探すために池の周りを歩きながら探すことにした。
大型を狙うも苦戦し納竿
その後、魚からの反応があったポイントを絞っていくと、風下となる場所にバイトが集中していることから、風下となるポイントのシャローに狙いを絞っていく。
このポイントで数尾キャッチした後、バイトのタイミングがフォール中だったのが、シャクリ上げるときの動きだしに変化していった。その影響で魚のバイトが少なくなってしまったのでリーダーを最初の長さに戻し、フォールスピードを少し遅くした。すると、バイトが増え、1投1バイトを得ることができた。
その後、大きなサイズを選んで釣るため試行錯誤したが、結局答えを見つけきれず時間となり納竿となった。
<週刊つりニュース西部版APC・総合学園ヒューマンアカデミー福岡校フィッシングカレッジ フィッシング経営専攻1年 平井廉益/TSURINEWS編>
Pilot111