10月に入って青物シーズンが本格開幕した大阪南港魚つり園。現在も好調を維持している。最近の青物状況とヒットルアーの傾向を確かめてみたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター夕日とぼうず)
大阪南港魚つり園の状況
大阪南港魚つり園は今年2024年2月から始まった擁壁工事によって、8月1日からマップのエリアAとエリアBのみの釣り場開放となっている。
このときから計画に変更が重なり、現在では釣り場へ出るルートは、通称「北門」から狭い通路を通っていくのみとなっている。売店へは「北門」をいったん出て「南門」から訪れることとなる。
釣り場縮小中
マップを見ての通り、園の半分以上が閉鎖中となっている。青物好調が続く現在では、特に土日祝日は開園前に並んでも釣り座確保できない人が出てしまっている状況だという。平日夕まずめ釣行を通している筆者が10月21日(月)に入園した時間は13時30分だったが、運動会の代休が重なる要因もあってか、30分間ほど釣り座難民を経験した。
10月後半の釣果とヒットルアー
南港魚つり園インスタグラム公式アカウントによると、青物は毎日40~70本以上で、大型のブリ、サワラも混じっている。10月中旬は圧倒的に朝まずめが強かったようだが、下旬になると時合いは朝まずめだけでなく正午から午後にもあり、夕方遅くまで釣果が上がっている。
ヒットルアー
ヒットルアーとしては、ピンク系ルアーに実績が集中しているとのこと。オールピンクでなくても、ワンポイントにピンクが混じっているルアーが強いそうだ。ゼブラ系も実績をあげている。
ツバスをキャッチ
この日までの数日は、オフィシャルによると朝まずめを除くと午後は14:30から16:00に釣果が集中している、とのことだった。実際、釣り座難民を30分経験し、やっと釣り座を確保できてまもなく、14:30頃から周囲でポツリポツリとサゴシ、ハマチが上がり始めた。やはり、ピンク系が混じっているミノー、ジグばかりだった。
しかし、筆者には反応がないまま16:00を迎える。周囲では、釣って満足したアングラー、諦めたアングラーが帰宅を始め、釣り座はずいぶん余裕が出てきた。
16:30、筆者はピンク系にこだわることを捨てて、「ビッグバッカージグ 金井光輝考案カラー「金井ルビーUV」40g」(ジャッカル)に替えて。このルアーで数日前にアタリを拾えたからだ。ブレードチューンをしたかったが手持ちがなかったため、100円ショップの集魚版を付けた。
このジグはフォールスピードが速く、巻くとややメタルバイブのように暴れながらアピール力のある泳ぎをしてくれる。
替えて2投目。着底を感じて巻き始めようとすると、すでに魚が掛かっていた。そのまま合わせて、バレないように慎重に巻き寄せた。ハマチには1cm足りない元気な39cmのツバスだった。
この後、魚を締めて1投目の17:00、同ルアーのリーリング中にヒット。これは惜しくもバラしてしまった。
2024年の青物ハイシーズンも残り1か月を切った。盛大楽しみ尽くしたいところだ。