磯のルアーゲームの代表的なターゲット・ヒラスズキ。磯ギワで砕け散る波にできるサラシの発生がこの釣りの必須条件だが、この時に吹く向かい風が狙った場所へのルアー投入を阻む。福岡県の離島・宗像市大島でデュエルフィールドスタッフの池田さんが、アイルマグネットTGミノー(F)&アイルマグネットTGダーター(F)、ハードコア バレットファスト(S)の3種を駆使して向かい風を突破して、サラシに潜むヒラスズキを引き出した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄)
サラシが決め手のヒラスズキ釣り
ヒラスズキの釣りを成立させる必須条件であるサラシは、風が吹き海も波立っている時に発生するもの。通常ならタフコンデションと思われかねない海況だが、それがヒラスズキを狙うための最高のステージとなる。この向い風を攻略するには遠投性能が高く、飛行姿勢がいいルアーが必須だ。
アイルマグネットTGミノー/ダーター
先進的なマグネット重心移動システムで一世を風靡(ふうび)したアイルシリーズ。
12年の時を越え復活したアイルマグネットTGミノー(F)。
ニューマグネット重心移動システム
マグネット重心移動システムのウェイトボールに磁着タングステンを採用して、「ニューマグネット重心移動システム」にブラッシュアップしての復活。
磁着タングステンのウェイトボールがキャスト時はボディ内部の最後尾まで移動して、爆発的な飛距離を発揮する。テスト時の最大飛距離は70mオーバーを記録した。
安定したスイミング性能
スイム時は移動ウェイトを腹部の超強力マグネットで確実に固定して、安定したスイミング性能を発揮する。またタフボディとワイヤースルー構造で青物など大物に対応する。
スイミングアクションは、ミノーは全てのリトリーブスピードに対応する安定のウォブンロールアクション。ダーターは自発的に左右のイレギュラーダートするオートマチック可変アクション。ともにフローティングタイプでサイズは105mm、125mm。
カラーはケイムラとケイブルーを含む、ブラッディセグロメッキ、チャートヘッドボラ、イワシ、ケイムラカタクチ、ピンクイワシ、ホロレッドヘッド、オリジナルイワシ、マットチャート、マットケイブルーコノシロ、ピンクヘッドクリアー。
ハードコアバレットファスト(S)
ハードコア バレットファスト(S)は、爆発的な飛距離を生み出す次世代重心移動システム「MAG BULLET(マグネットバレットウェイトトランスファーシステム)」を搭載したシンキングタイプ。
MAG BULLETはマグバレットで固定したウェイトボールがキャスト時に分散することなくひとつの塊として後部に移動するため、強烈な推進力を発生させ爆発的な飛距離を生み出す。
スイミング時はウェイトボールを腹部の強力マグネットで確実に固定。重心のバラツキがなくなり、安定したスイミング性能を発揮する。
足元までしっかり泳ぐ
ボディ形状は特長ともいえる水をつかむリップが長いロングビルミノー。足場が高い磯や防波堤など足元までしっかりとルアーを泳がせることができる。足元寸前で発生するピックアップバイトも確実に捕らえる。
スイミングは、シーバスやヒラスズキなどゆらゆらとスローな動きでじっくりルアーを見せて食わせる釣りや、青物・サワラを素早い動きでリアクションバイトを誘うファストリトリーブまで、状況の合わせたあらゆるリトリーブスピードに対応できる。大物に対応した貫通ワイヤー(ワイヤースルー構造)&太軸2フック仕様。
サイズは100mm24g、120mm35g、140mm45g。カラーは、ブルピンキャンディー、イワシ、ケイムラカタクチ、グローベリーチャート、ピンクイワシ、シルエットブラック、ショッキングオレンジ、ストライクイワシ、クリアーフラッシュ、クリアーの10色。