大潮の週末、江戸川の河口にできた干潟で2024年初の潮干狩りを楽しんできました。今年は昨年に比べて数、大きさ共に物足りないものの、ホンビノス貝を中心にアサリとサルボウ貝を確保。当日の様子をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)
江戸川河口の干潟
干潟は江戸川を挟んで西側(東京側)と東側(千葉側)に分かれていて、西側の方が干潟は広く、それに比例してポイントも広大。年によって当たり外れはあるものの、マテガイやアナジャコの好ポイントもあり、人気の潮干狩りスポットとなっています。
片や東側の干潟は西側に比べて狭いものの、アサリやホンビノス貝、アカニシ貝のポイントがコンパクトにまとまっている他、JR二俣川駅から徒歩圏内(約20分)、コンビニが近い等のメリットがあります。
東側の干潟で潮干狩り!
干潟には干潮時刻の2時間半前に到着。予想通り潮はまだ引いていなかったので、コンビニでお昼ご飯を調達し時間を潰すことにします。
到着から30分が過ぎたあたりで海をのぞき、わずかに干潟が顔を出していたことを確認し、準備を開始。潮干狩りセット片手に海へと向かう。そして干潟は徐々に人で賑わいだしました。
この日は、千葉県北西部の最高気温が26度。シーズン初ということで「調査がてらの軽めの潮干狩り」と予め決めていたことから、海パン、ラッシュガード、アクアシューズという「出で立ち」で参戦。
しかし、海の水は予想外に冷たく、またアカクラゲもチラホラ。「ウェーダー持ってくればよかった」と後悔の念を抱きつつ、まずは干潟でせっせと貝殻岩礁帯を掘ります。しかし、去年のように「ホンビノス貝ザクザク」とは程遠い状況。それでも、潮の引きにあわせてポイントを沖に移動していき、小型中心ではありますが数を重ねていきます。
干潮30分前に海へ!
干潟で思うように数を増やせないまま、気づけば時間は干潮時刻30分前となってしまいました。沖のホンビノス貝ポイントを見ると、ウェーダーを着用した猛者達がちらほら。彼らをよく観察すると、ポイントの水深は膝より下になっていることを確認。
水は冷たいものの、潮(流れ)はほぼ止まっていたことから、アカクラゲに対し細心の注意を払って行ってみます。そして熊手で砂を削って貝を探していくと、大型はいないものの、食べて美味しい中型サイズのホンビノスがポツポツと見つかりました。