寒さも深まり秋の数釣りから、型の良いアオリイカが狙える季節となりました。今回は遊漁船を利用し、船から大型を狙っていきます。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・ふくしまりょうた)
遊漁船「Booth」でティップランエギング釣行
「Booth」は、北九州の門司港から出船している遊漁船です。春はボートエギング、秋と冬はティップランエギングで出船しています。
お問い合わせ先
遊漁船Booth船長:井原 健
TEL:090−3322−3420
予約・お問い合わせは、10時〜19時でお願い致します。
公式LINEでも予約や出船の確認ができます。
当時の状況
前日から少し荒れた天気となり、少しうねりが残る状況でした。午前6時半に出港し釣行スタート。
この日は小潮。ティップランは船を流しながら釣りをするドテラ流しが一般的な釣り方です。潮流があまりなくても釣りになりませんが、早すぎても釣りにくくなってしまいます。この日は潮の流れと風向きが同調しており、非常に釣りのしやすい日でした。
船中ポツポツとアタリあり
水深20m前後のエリアからスタート。アタリはあるのですが、小さいのか中々乗りません。エギにアオリイカが手を伸ばしてくるが、なかなかフッキングが決まらず厳しい状況。
うねりが残るエリアは、エギが安定させるのが難しいため、ポイントを移動することになりました。
同乗者に本命ヒット
今度は島陰に隠れて風が当たりにくいエリアに移動。うねりも少なく釣りもしやすそうです。釣りを再開直後に、同乗者の松田さんに待望のヒット!300gほどのアオリイカが上がってきました。
使用エギは赤テープのエギで、ボトム着底から5回ほどしゃくり上げてロングステイにてヒットしたとのこと。同じ釣り方私も狙ってみることにしました。
筆者に1.5kgの良型アオリイカがヒット
潮があまり流れずに、風に力で少し船が流れる程度になりました。これまでトータルのウエイト60gほどで釣りをしていましたが、エギを軽くすることでよりナチュラルにアプローチするために、少し軽めの50gに変更しました。
ドラグを少ししめて、これまで5回ほどしゃくりあげていたのを3回に変更しアオリイカにアプローチしていくと……。エギの重みを感じていたティップがふっと軽くなり待望のヒット!!
鋭くフッキングをするとどっしりをした確かな重みを感じ、ゆっくりを寄せてくると、大きなエンペラーが見えました。揚げてみると1500gほどの雄のアオリイカ。今回は状況に合わせてアプローチの仕方を変えて見事釣り上げることができました。
<ふくしまりょうた/TSURINEWSライター>