人間、いい思いをしたらついつい同じことをしたくなるものだ。前回の海上釣り堀でのいい思い出がふと蘇ったため、急遽海上釣り堀釣行に出かけた。今回はその模様をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・永井航)
海上釣り堀で小物&青物を狙う
今回訪れた傅八屋(でんぱちや)さんは、南伊勢町にある海上釣り堀だ。口コミによると放流魚種の豊富さだけでなく放流量も多いとのこと。そんな口コミを見れば俄然やる気も出てしまう。
前回の釣行で脈釣りの楽しさを覚えたのもあり、今回はリールも新調。カウンター付きリールでピンポイントに狙い撃ちをするつもりだ。
船に乗り込み筏へ向かう
集合場所に付き受付をするとすぐにわかるのがスタッフさんの親切さ。初めて来る人からするとスタッフの親切さはとても大事な要素だ。
いろいろ説明を受けて船着場へ移動。基本的に全てにおいて良い事ばかりの傅八屋さんだが、駐車場から船着場まで2.3分歩かなければならないのが唯一の欠点。(荷物は軽トラで運んでくれるので決して苦ではない。)
船に乗り込むと5分程度で筏に到着。名前を呼ばれたら下船して釣り座のクジ引き。1番を引き釣り座を選ぶも、初めてなので場所がわからない。とりあえず勘で釣り座を選択した。
今回のタックル
今回は小物狙い用の脈釣りタックルと青物狙いでウキ釣りタックルを用意。脈釣りタックルは竿は3.3mに船用カウンター付き小物リール。道糸にPE2号でリーダー兼ハリスにフロロ3号のセッティング。ハリスにガン玉2Bを打ち釣りを開始した。
青物タックルはHクラスのショアジギングロッドに大型スピニングリール。道糸にPE4号。をそのまま流用。仕掛けは7号ハリスに伊勢尼13号の針。竿のパワーからして海上釣り堀というフィールドなら青物はヒットさえすれば獲れるという計算だ。
前回は海上釣り堀初心者としてタイ狙いのみに集中していたが、今回は青物を狙いで活きアジも用意している。釣り座に着いたら合図はなく、準備でき次第のスタートとなる。
釣り開始直後すぐにメジナがヒット
前日までの様子では、底の方に悪い潮があり、魚が中層に固まっている+食いも今ひとつとのことだった。若干の不気味さを感じつつも、まずはシラサエビでスタート。
ちらほらと際に魚が見えるので、脈釣りで狙うと良い意味で期待を裏切られ1投目でヒット!そこまでの抵抗もなく抜きあげたら30cm程度のメジナ。とりあえずボウズ回避に成功した。
イサキとマダイを追加
過去2回の海上釣り堀経験から、釣れる時に釣っておくことの大切さ学んでいるため、際を再び狙うと今度はイサキがヒット。イサキもネットを使わずに抜きあげ。美味しそうなイサキに思わず笑みもでてしまう。
同じパターンでイサキを数匹追加とイケス中央付近でタイを釣ったところで食いがパタッと止まってしまった。そこからは苦しい展開。餌や棚を変え試すもどれもこれもパッとせず、放流まで全員が完全沈黙。