7月23日（日）TSURINEWS編集部スタッフ3名で、シーズンを迎えているタチウオを釣りに、大津港出船の小川丸（ショートタチウオ船）へ乗船した。タチウオ釣りは今回が初めてだったが、半日で8尾キャッチすることに成功。今回はその釣行の模様をお伝えしよう。
（アイキャッチ画像提供：TSURINEWS編集部・藤田浩平）
TSURINEWS編集部
初めてのタチウオ釣り
タチウオの釣果が上向いているとの情報を聞きつけて、7月23日（日）に週刊つりニュース東京本社の小菊編集長、営業記者の河野さん、筆者の3人でプライベート釣行をした。ちなみに筆者と河野さんは、これが初めてのタチウオ釣り。期待を不安に胸を躍らせながら小川丸に乗船した。
大津港（提供：TSURINEWS編集部・藤田浩平）熱中症対策は必須
当日は日差しが強く、凪であったため風がほとんど吹いていない状況だった。これからさらに暑さが増すことが予想されるため、釣りをする際は、冷たい飲み物や塩分補給のタブレットの用意をお忘れなく。
使用タックルと仕掛け
今回は小川丸で電動リールタックルをレンタル。仕掛けは、天秤とテンヤの2種類のどちらを使っても良いとのこと。
小菊編集長と河野さんは、テンヤ仕掛けを選んでいた。テンヤ仕掛けでは、大きいサイズのタチウオが釣れるらしい。しかし、筆者は確実にお土産を手に入れたかったので、数が釣りやすい天秤仕掛けを選んだ。エサはコノシロの切り身を使用。
レンタルタックルは、天秤とオモリをセットで借りられるため、仕掛けだけ用意すれば事足りる。ラインブレイクすることも考慮して、仕掛けは少し多めに持っていくと安心だ。
レンタルタックル（提供：TSURINEWS編集部・藤田浩平）小川丸について
今回の釣行で乗船した小川丸は、神奈川の大津港から出船している船宿だ。京急大津駅から徒歩でアクセスできるため、電車釣行派の釣り人でも利用しやすいのがメリット。電車なら、お酒を飲みながら釣りを楽しむこともできる。
釣り方については、出船前にしっかりレクチャーしてくれるので、初心者でも釣果を上げやすいだろう。
初心者でも利用しやすい小川丸（提供：TSURINEWS編集部・藤田浩平）朝イチは天秤仕掛けに好反応
7:15に出船。港から5分ほどでポイントに到着して釣りを開始する。船長指定の棚まで落とし込んでから、竿をシャクってタチウオを誘う。
天秤タチウオは、竿を煽る幅やテンポを変えて、いち早く魚の反応が良いアクションを見つけ出すことが重要らしい。まずは、竿を大きく煽ってゆっくりとしたテンポで誘ってみることに。
すると即座に竿にビビビっとアタリが来る。初めてのバイトで手間取っていると、途中でラインを切られてしまった。タチウオは歯が鋭いため、太いラインでもラインブレイクが起こり得る。
両隣の釣り人の仕掛けも切ってしまうことがあるらしいので、アタリを感じたら、キッチリとアワセて魚を寄せなければならない。その後もアタリが続き、9時を過ぎる頃には、小さいサイズながら5尾のタチウオを手中に収めた。
天秤仕掛けで仕留めた小型のタチウオ（提供：TSURINEWS編集部・藤田浩平）テンヤもアタり始める
朝イチは天秤仕掛けへの反応が良かったが、何度かポイントを移動すると、9時過ぎからテンヤ仕掛けの釣り人にもアタリが出始める。天秤仕掛けで釣れるタチウオと比べると、一回りサイズが大きい。
テンヤ仕掛けを選んだ小菊編集長も順調に釣れているようだ。河野さんは序盤に苦戦していたものの、最終的には1m級の本命を釣り上げていた。
テンヤ仕掛けで仕留めた1m級タチウオ（提供：TSURINEWS編集部・藤田浩平）
