外房片貝港の増栄丸は穏やかな接客で人気の船宿。今回はこちらの船宿を紹介しよう。
脱サラで船長へ!
優しさがにじみ出ている熱田船長
舵を握る熱田正二船長(62歳)は、平成23年に同宿を継いだ。
それまでは大型船の航海士や船舶免許関係の会社に勤めており、海の知識は十分。
サラリーマン経験が豊富なだけに物腰が柔らかく、その人柄に惹かれてファンになる人も。
楽しく釣りをすることがモットー
長く漁師をやっていた家系。
赤貝やハマグリを捕っていたが、時代とともに漁獲量は減少、先代から遊漁を兼業した。
得意とする釣り物はハナダイ、ヒラメ、イサキ、アジ、オニカサゴ、ヤリイカ、キンメなど多岐にわたる。
モットーは「楽しく釣りをしよう」。
釣果に重点を置くのではなく、休日を満喫してもらうことを目標にしている。
そのために出船時は必ず仲乗りを乗船させて、オマツリやタモ取り時に対応。
女将特製カレーライス
陸に戻ってからは軽食のサービスでもてなしている。メニューは変更になることはあるが、基本的にはカレーライス。給食センターに10年以上勤めている女将特製で美味いと評判。
現在はヒラメが安定しており狙いめ。10月14日は3.6kgを頭にトップ12尾。13日は5kgを含み竿頭11尾。
初心者も釣果を出しやすい絶好機だ!
<週刊つりニュース関東版 大谷/TSURINEWS編>
増栄丸