国府津海岸のキス投げ釣りで本命シロギス2尾　海況悪い中で上出来の釣果に

海釣り 投釣り

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国府津海岸で投げ釣り

朝のうちは雨が降っていたので、やんでから出発。現地には7時すぎに到着した。浜に降りると少し濁りが入っており、ウネリも残っている。ただ、幸いなことに釣り人は少なく、釣り座が選びたい放題。この時期になると魚が浅場に出てくるので、旧プール下付近の深場よりも少し浅いスロープ下の少し東側で始めることにした。

ミチイト0.6号、天ビンはL型固定の27号。仕掛けは6号の4本バリ。潮が少し濁っていたので、ハリのチモトに金ビーズを付けたものをチョイス。エサはジャリメを使用した。

第1投を6色へ投入して探っていくと、5色くらいでアタリがあったがハリ掛かりせず。すぐに回収し、2投目を同距離に投入。するとアタリがあり、今度はハリ掛かりした。ウネリがあるので波とのタイミングをはかって慎重に回収すると、国府津名物のクサメゴチ（ヤリヌメリ）でがっかり。

海況悪いなか探るも反応薄

ここで大きな波がきた。それが引くと、浜に大量のカタクチイワシが打ち上がった。今年は水温が高いので、青物にでも追われているのだろうか？ 

その後、遠投に切り替えて7色半～6色までを何投か探ってみるが、アタリどころかエサも取られない。そこで、次の投入からアタリのあった6色～4色までの範囲を探る。

すると、すぐにブルルルと明確なアタリがあり、本命が顔を見せた。これでやる気スイッチが入ったが、その後は小さいアタリでヤリヌメリが釣れるだけ。さらに、リーリング途中で急に重くなるのは切れた海藻と、状況は好転しない。

終了時間が迫ってきた。最後の1投を投げ入れ、周囲のゴミを拾ったあと巻き上げると、アタリもわからずに本命が付いていた。

なんとか本命シロギス顔見せ

釣果はシロギス2尾に、ヤリヌメリ4尾。海況が悪いなかでも本命の顔を見られたので、2時間の釣行としてはよしとしよう。

青物が本格的に回遊する7月上旬までは投げ釣り可能で、これから近場でも釣れるようになるだろう。隣の酒匂海岸は好調なので、国府津海岸も期待できそうだ。

＜週刊つりニュース関東版APC・諸伏健一郎／TSURINEWS編＞